第7話  無人コンビニ

俺は30年服役していた。今日は仮出所で


今の年齢は60になっていた。


普通の社会に戻ったはいいが、なんせ金がない・・・おなかはすいているし・・・


あれこれ、考えながら歩いていたら、コンビニが目に入った・・・


セブンマートまだあったんだな?


お店に入った・・・・しかし店員がいない・・・


なぜ?


お金はどこで払うんだ?


深夜だったので、他にお客さんもいない・・・


あれこれ考えてもどうにもならない


でもおなかが減っているし・・・


俺は我慢できず、そのままおにぎりを手に持ったまま店を出ることにした!


店の自動ドアが開いた瞬間・・・・俺は気絶した!


目が覚めたら警察署の留置所にいることに気づいた。


そう俺は、30年後のコンビニは完全に無人化され、万引き対策として、支払いが済んでいない人間は自動ドアをとおると、強力な電撃が上下左右から浴びせられることを知らなかったのである。


そのシステムの名は、<万引き防止システム鬼っ娘>


鬼っ娘おそるべし! 俺は再び刑務所に戻ることになった・・・・

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