口語の短歌なのでもろに心の鬱屈と優しさが伝わります。

十数年前、若い方の短歌を読んであまり意味がわからず困ったことを思い出し、ちょっと二の足を踏んだのですが、しみじみと読ませていただきました。
30首読むと、結構どんな方なのか、どんな生活なのか、なんとなく深くわかったような気がします。何しろ31音に凝縮してある心情が半端ないですから。