エピローグ:2

 ジ・イセ神宮から、異世界入した、俺ら。俺らは相変わらず仲がいい、なにせ、セックスして異世界入なんだからな。ペニス増大器具を利用したい世界入ではない、でも俺は、巨チンなのだ、異世界入したいい意味での衝撃が、さらに俺のペニスを、増大させた、俺のペニスは、777センチだ。

 隣国のイェイツ王子、彼は、俺をライヴァルだと、判断。挑戦状が届いた、その挑戦状の内容に、俺と会いたい、決闘したいんだと書いてあるんだ、ようは、俺は、呼び出された、隣国から。イェイツ王子は、ジ・イセ・ナイトリンガー・ナイトの出生地のほうの国の王子ではない、右横にある国のほうの王子。

 俺は、愛人を多く持っている身でソピア姫を攻略した、かっこよすぎるスーパーマンとして、この異世界中で有名、その俺を、隣国の監視者が来て、挑戦状を送ってきた。イェイツ王子は俺を見にきていない、俺が想像よりもかっこよくて、実際に見て、ビビっちまうんだろうと、イェイツ側の監視者も思っていた。

 ジ・イセ・ナイトリンガー・ナイトの出生地のほうは、聖地とも呼ばれる。

 夜明け前、決闘場へ向かう、俺。

「そういえば紫色の陣羽織を着ろってラスプーチンが。でもまだ用意してないんだ、いいだろう」と俺は言う。

 紫装束、の、俺。

 金髪頭、の、イェイツ王子。

「このイェイツ王子がわざわざ決闘場に登場した、ありがたく思え……剣も持っていないのか?」とイェイツ王子は言う。

「持っているさ、クサナギノトゥルギだ。懐から出してやるよ見ろよ」と俺は言う。

 俺は、ラスプーチンに、ひそかに渡されていたのだ、このクサナギノトゥルギを。

「なにっ!?、そのような美しい剣は見たことがないぞ!?、俺のこの大剣がダサいみたいではないか!?」とイェイツ王子は言う。

「そういえば、こっちでも日本語なんだよな」と俺は言う。

「これはジイセ語だ!」とイェイツ王子は言う。

「日本ってなんだ」と俺は言う。

「知らん!」とイェイツ王子は言う。

「そうか、日本語でも、日本ってものはないのか、なら日本語じゃないんだな」と俺は言う。

「何言ってるんだこの決闘という時に!」とイェイツ王子は言う。

「ソピア姫は、このイェイツ王子と結婚する気はあるのか」と俺は言う。

「ない!」とソピア姫は言う。

「だよな、俺にメロメロだもんな」と俺は言う。

「オマエェッ!、決闘をなめてかかりすぎだぞォッ!……クソォッ、反吐が出る……本当にダァッ!、俺はまだ、一度も吐いたことない、が、出そうだ、わかるんだ、これが反吐か……グゥオォッ!」とイェイツ王子は言う。

「イェイツ王子ィッ!……無礼者ォッ! 王子にゲボを吐かすとはァッ! 処刑するぞォッ?!」とイェイツ王子のメイドは言う。

「待たんかボケェィッ!、それだと俺が負けみたいだろォッ!」とイェイツ王子は言う。

「すみません……」とイェイツ王子のメイドは言う。

「イェイツにここまで喧嘩を売って許してもらえるのも、ありがたく思え、ボクのやさしさに」とイェイツ王子は言う。

「はいはいやさしいやさしい」と俺は言う。

「テメエェッ! グゥオォッ!……また反吐を吐かせたなァッ!?」とイェイツ王子は言う。

「私の作ったゴハンたちがァッ!?」とイェイツ王子のメイドは言う。

「やめろォッ!、そんなこと言ってたら貧乏人みてえだろォッ?!」とイェイツは言う。

「実際、もっとも弱小国なのにな」とソピア姫は言う。

「あれは金儲けに走らないからああなんだァッ!」とイェイツは言う。

「私にそのキレ方はよろしくないぞ」とソピア姫は言う。

「イインダァッ!、俺たちは王族関係だろォゥッ?!、アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ?!、もうそんなシキタリどうだっていいんだァッ!、俺を良くないストレスまみれの心身にして……ほらまたゲロが出そうだ」とイェイツ王子は言う。

「ただ風邪ひいただけかもだろ。最近寒いからな」と俺は言う。

「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ?!、俺は風邪ひいたことなんかないんだァッ!、そもそも風邪はこの世界ではオカルトだぞオマエェッ?!」とイェイツ王子は言う。

「オマエナマイキすぎたからいいだろそれでも」と俺は言う。

「それは犯罪者の思想だぞオオオオオオオオオオオオォィッ?!」とイェイツ王子は言う。

「そうかもな、でも俺も元は平民、苦しみまくったんだ。嘘つくと鼻が高くなる『ノビキオ』って大好きな作品の学芸会小3でやったけど、ゲロ吐いて、その学芸会早退した、大好きなのに、さ。写真もゲロ吐いた直後やゲロ吐きそうな時の撮られたし」と俺は言う。

「学校でたのしめるとは、甘えてんぞガキィッ!」とイェイツ王子は言う。

「いや、たのしくはなかったぜ。まあギリギリ小学校ではいじめられない、程度ですんだが、中学以降はいじめられてばっかだったもんなぁ」と俺は言う。

「オマエ、思ったよりも、いいやつ、なのかもな」とイェイツ王子は言う。

「ああ、そうだろうよ。小学校でも、中学校でも性格いいとされていたけどいじめられていた」と俺は言う。

「もう負けだ、わかってんだ。斬り合いするのは無粋だ、当然だ、そんな人殺しになりかねない莫迦な事、俺はしない、寧ろ、それは常識だけどな」とイェイツ王子は言う。

「ああ、一緒に仲良くやっていこう」と俺は言う。

「ああ。さっきのは冗談でした莫迦が、なんてことも言わないさ」とイェイツ王子は言う。

 イェイツ王子は14歳で184センチ。俺はずっと測ってないからわからない、前より伸びたか、チンコも伸びまくってるし。

 俺の今いる国からもっとも離れた場所にある、アイランド、そこでは、俺の噂を聞いて、俺を狙っている、やつらがいた、どうせ過大評価されたやつだとなめられて、狙われている俺。

「ヨォシッ! ならば俺についてこいィッ!」と俺は言う。

 紫色の陣羽織を着た俺のあとについてくる軍勢。

 ソピア姫、エンノ、古代ユダヤ人の末裔で絶世の美少女ちゃんは、待機。ジ・イセ・ナイトリンガー・ナイトは、唯一女でもついてきた。

 俺は、紫外線なんてものはない晴れた日の大草原で先頭を歩く、すると……。スライムがいた、緑色の、三つ目。

「おいなんだあれ」とイェイツ王子は言う。

「スライム……か?、なんだあれは、見たことがないぞ」と俺の部下は言う。

「殺そう、か?」とジ・イセ・ナイトリンガー・ナイトは言う。

「オマエはオレ」と緑色三つ目スライムは言う。

「はぁ?」と俺は言う。

「ワタシはオマエのカノジョ」と緑色三つ目スライムは言う。

「あぁ?」と俺は言う。

「ワタシはオマエとセックスをしたし、いろいろとともに時を過ごした仲だろ」と緑色三つ目スライムは言う。

「おい、なんだあれは」とイェイツ王子は言う。

「知らねえぞ……いやもしかして、異世界入失敗した、俺たちの姿……か……?」と俺は言う。

「焼きましょうか」と俺の部下は言う。

「どうせ嘘だ……ああ……焼け、いや待てェッ!」と俺は言う。

「どうして? わあああああああああああああああああああああああああぁっ!」と俺の部下は言う。

「もし、本当に俺たちなら、これは、相当の宿敵になるぞォッ!?、多分だけどなァッ!」と俺は言う。

「ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァッ!」と緑色の三つ目スライムは言う。

 緑色の三つ目スライムは、肥大化した。

「確信した。これは、相当の、脅威だ……多分だけどな……」と俺は言う。

「ボスぅっ、どうしましょうか?」と俺の部下は言う。

「キレさせても、NGだろう……ヤバいぞ、かなりのパワー秘めてるかもだ」と俺は言う。

「おいスライムの後ろから敵がっ!」とイェイツ王子は言う。

「スライムだとオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォッ!?」と緑色三つ目のスライムは言う。

 緑色三つ目のスライムの後ろから来た敵とは、今回、闘いを挑みに行こうとした相手らだ。

 緑色三つ目スライムは、スライム呼ばわりされたことにキレた。

 緑色三つ目スライムは、読心術があることを自覚。より狂った、人々の悪意に。

「やめろ触るなァッ!」と俺は言う。

 敵軍は、触った、緑色の三つ目スライムに、剣で。

 緑色の三つ目スライムは大発狂。

 緑色の三つ目スライムは、今の俺たちの暮らすこの異世界を破壊する。吹き飛ぶさまざまなもの。緑色の三つ目スライムは、相当の超能力を持っている。

 俺たちが、緑色三つ目スライム、あのような姿で別に現れた、と考えると、俺たちが、持つことのできない分の能力を、あの、醜態分、持っていると考えれる。

 本当に、あの緑色三つ目スライムは、俺たちの分離体なのだろうか、わからない、そうだ、わからないまま、俺たちは、死んだんだ……。もうちょっとで死ぬところまできているとは思っていた、でも俺は、自殺でもなく、病死でもなく、死んだんだ、もうすぐで死ぬ、いや、もう死後の世界にいるのだろうか、わからないや、まあ俺が緑色三つ目スライムでもあって俺を殺したなら、自殺だ、ある意味。

 緑色三つ目スライムはゲロで飛んでどっかに消えたと思わせといて降ってきて、異世界を壊した。

 異世界はゲロまみれである。もう、ゲロがたまりすぎて、宙までゲロだ。

 死後の世界、かな。ここは。俺は、今、緑色一つ目スライムだ。発狂、地獄と思しき死後の世界を壊したよ。でもね、どうせまた復活するよね、死後の世界は、多分。

 俺たちは、良くない異世界に、転移したんだ、俺たちがいたから良くない異世界となったんだろうな。

 仮定でだが一体になった、三つ目スライムとして。これ、ある意味、ハーレム的で幸せか。

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