「死は体験できないが、想像できる」から「想像する為に死がある」へ

生まれる前のことって、あまり想像しないけど、死ぬ先のことはいろいろ想像している。地獄とか、天国とか、輪廻とか、まぁ、いろいろと。たぶん体験したことないし、できないからだと思う。
想像力を発揮する為に、死の概念に対峙しなければならない、それが人工の意識でも。なんて、いろいろ考えてしまった。

固有名詞が多いし、ディテールが細かい、仕掛けも多い、読み込むのは大変だ。だけど、それも物語の“らしさ”に繋がっていると思う。

面白い作品、ありがとうございました。