胸に刻んだ星のようなぬくもりと名こそ、彼らの宝物

 巫女、盗賊、誘拐。これぞサブカルの王道中の王道! なワードが並んでいたので、クリックしました。
 自分の敵のことを知るのって、なかなか難しいですよね。知る方法がないし、心情的にもその気になれないし。それゆえの、知らない世界を知ったときの二人の衝撃や変化が、二人の視点から物語が展開され語られることで描写され、想像できるのがよかったです。