巻末付録
〈あとがき〉
こんにちは、あるいははじめまして、ハトリです。
この度は長編小説「砂の伝説」を手にとってくださり、ありがとうございます。特に、最後まで見届けてくださった方には全力の感謝を。
重ねてありがとうございました。
当初、外伝も含めて十五万字弱と想定していた文量も、ギリ予定内に収まりましたね。これ以降は付録、おまけです。
読めば裏話、読まずとも不都合はなし。お好みでどうぞ。
さて、この「砂の伝説」は、私が小説の体裁ではじめて世に出した過去作を、全面改稿したものです。
第一部はオフセット本として作り、第二部以降は自サイトに掲載して友人たちのみに公開していたものでした。十年ほど前までは「携帯小説フォレストノベル」というガラケー専用小説サイトにも載せていたのですが、FNサービス終了&私自身の創作活動停止によって、しばらく手付かずのまま眠らせておりました。
書き上げ完成させたものに手を加えるということは、十年前であれば考えられないことでしたが、……この十年で、いろいろ心境の変化もありまして。
最終的に、筋は変わりませんが本文すべて一から書き直し、と、サイト掲載の原文とはまったく違う文章になりました。これもう、私の最新作品と言っても良さそうです。数年断筆していても案外書けるものなんですね、びっくり。
削ったシーン、書き加えたシーンもありますが、原文を知る友人には分かりやすくなったと好評でしたので、改稿して良かったと思っております。良いリハビリにもなりましたし。
結末がわかっていても読ませる物語にしたい。そう思い書き続けた物語でした。
第二部第二章がまず前提としてあり、そこに至る過程、それを覆す過程をどう描くか……ただひたすら悩んでいた覚えがあります。
そういう意味では書き手として、第三部への思い入れは深いです。
友人たちの間では第一部が人気で、私としてはそれも新鮮な驚きでしたが。甘々シンデレラストーリーってわりと好まれるんですね。(改稿で糖度マシマシです)
以降のおまけには、近況ノートにも載せた『徒然雑記』(過去ブログより転載)を収録する予定です。
こちらは本編のネタバレ全開ですので、未読の方はご注意ください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
機会があれば、そしてこれからも縁が続きましたなら、また別の物語にてお会いいたしましょう。
——…‥・ 2019.1.22. はとり
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