Bonus trackⅢ【設定資料 ※ネタバレ注意】

第四部:懐古編終了→道場訪問→アジト潜入編へ。


~そして、懐古編が終わり、時系列は現在へ。~


●鬼瓦 毅(おにがわら つよし・78歳 初期設定:竹内師範)


犬司の出身故郷の道場家であり、鬼のような厳しさと優しさを併せ持っている。70歳から体力の衰えを感じ、近隣の子ども達に護身術の指導をしながら慎ましく暮らしている。




●武内 蓮華(たけうち れんか・19歳


初期設定:竹内蓮華)


 犬司の幼少期を支えた姉的存在であり、毅の孫娘。幼少期は競い合って成長した。大学二年生だが、とても恥ずかしがり屋でおしとやかな性格になった。大学では粗暴ななりを潜めている様子。髪留めをずっと大切にしている。


・性格:打って変わったような恥ずかしがり屋(高校デビューから失敗したらしい)


・口調:やや丁寧な口調。


・髪色・髪型:カーキ(茶)。セミロングでカチューシャか、髪留めをしている。


※旧作品ではサブヒロインの一人だった。


・容姿:スタイルはよさげ。


・性格:穏やかな性格。 


・愛称:「れんねー」(犬司から)




〈黒幕・敵役〉


●黒石 彰(くろいし あきら)


(株)クロイシ・ペットビジネス代表取締役。笑顔が印象的。


悪徳ペットビジネスに姿を潜める社長。表立って姿を現さない。第三部では「不衛生な繁殖・育成課」の建物に灯油を蒔き、引火して逃走し、証拠隠滅を図ったサイコパス。金儲けのためなら手段を厭わない。犬司は成人し、動物に対して負ってきた十字架を清算するために、彼に決着を付ける。




●平山 勝次・哲次(ひらやま かつじ・てつじ):第二部冒頭


兄弟であり、勝次が兄である。幼少期に母を亡くし、酒飲みの父の暴力に耐えきれずに家を抜け出して、廃墟で一週間弟と生活する。しかし、幼い哲次が野犬に噛まれた影響で熱を出し、生死の境をさまよった。その為、犬へ拭えない恨みがある。(株)クロイシ・ペットビジネスへは犬への恨みを晴らす為に入社した。


※(株)クロイシ・ペットビジネス「繁殖・育成課」所属






◆第五部:高校卒業編・誓いと十字架




◆外伝章:「にゃ、にゃめんなよ!?」


京介が四五文との出会いを懐かしんで、身籠った妻を残して森城町に訪れる。「猫又の記念碑」を探し、訪れる。そして犬司と美咲と出会い、意気投合。そして、犬司は鏑木市(かぶらぎし)から来たカラーギャングの抗争に巻き込まれていく。




〈ヤクザ頭目〉


●浅葱 京介(あさぎ きょうすけ・25歳):外伝部・外伝章「にゃ、にゃめんなよ!?」


楼雀組(ろうざくぐみ)14代目頭目。養子に入っているので名字が変わっている。(株)クロイシ・ペットビジネスの情報をリークしてくれる。四五文(しごふみ)のとの出会いを懐かしんで、森城町へ来て、その時、犬司たちと出会う。そして力強い味方となる。犬司とは猫好きの同盟で、兄弟盃を交わす。※別作品「にゃめんなよ!―若虎の嬢―」の主人公。


・愛称:「長兄」




※高校時代の京介


旧姓「龍崎(りゅうざき)」。霧前市桜坂高校二年生。身長はやや高め、筋肉質で金髪のメッシュ(黒と金の縞々)。釣り目のいかつい顔をしているが、根は優しく、臆病な所がある。見かけに寄らず、猫が好きで、挿入部「ねんねこ・ねころんど」では「吾輩は猫である」に号泣したり、オカマに迫られて泣きそうになったりと、感情の起伏の激しい激情家。姉の巴に家事を任されているせいか、とてもお茶くみが得意なようである。

実家は古本屋である。




●浅葱 ひの(あさぎ ひの・25歳)


京介の嫁。楼雀組13代目の娘。現在身籠っているため、実家にて安静中。もうじき子供が生まれるらしい。桜坂高校、伝説のヒロイン。※別作品「にゃめんなよ!―若虎の嬢―」のヒロイン。




※高校時代のひの


楼雀組(ろうざくぐみ)14代目候補。京介のクラスメイト。お家柄の為、自分が普通に生きていこうか、それとも襲名しようか悩み中。顔立ちはマロ眉、身長が低く童顔。そして、お気に入りの牡丹のコサージュを付けている。愛らしい一面と熱血な一面を持ち合わせ、これと決めたことは決して曲げない性格。母が苦手であり、父を心配していて、兄を尊敬し、慕っている。




カラーギャング


:アメリカを発祥とするチームカラーを持つストリートギャング。主軸は高校生から20代をリーダーとし、社会的に抑圧された感情をぶつけて犯罪行為を繰り返す集団。




・チーム狂犬「RED」


アザミと名乗る男が率いる軍。


・チーム野猿「Yellow」


ヒナゲシと名乗る男が率いる軍。




深夜12時。犬司とアザミのタイマンが始まった……。15分間の決闘の末、犬司の裏投げが決まり、何とか楼雀組の面目は保たれた。その後、日を改めて、組員の前で兄弟杯を交わす。




そして、静かな声で大吾が言った。


「出廷ぶっている方々に申し上げます。その盃は兄、舎弟の契りを結ぶ、意義深い盃です。その盃を飲み干すと同時に、義兄弟としての強い絆が結ばれます。心してその盃、三口半に飲み干しまして、懐中しっかりとお納めと願います。……ご一緒にどうぞ」


※参照:「六代目山口組 兄弟杯」https://www.youtube.com/watch?v=v8ESqDBuMZ0


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