まさか300年の時を超える壮大なストーリーになるとは、序盤は思いもしませんでした。そしてそれを見届けるロボットと人間がいるとは・・・。
凄いとしか言い様がありません。これこそSFの神髄です。
私が好きなSFは、『百億の昼と千億の夜』、『暗黒神話』、『ハローサマー、グッドバイ』、『東の地平西の永遠』などですが、それらに比肩しうる作品と感じました。ありがとうございました。
人と人、それに人工知能の意識が折り重なり合いあって紡がれたこの話は、本当に美しい話でした。
裏切りと執念、生への執着と不老の罰。そしてコンピューターのディストピア。それらの壮大な話も、ただシュー教授との約束を三百年以上も守り、そして全てを失って絶望したソレイユの安息の為にあったのだと思うと、言葉にできない感動を覚えています。
この物言いが正しいのかがわかりませんが、世界の裏側で戦争が起きていようとも、日々を生きる人々には日常の苦悩や葛藤があって、それがこのソレイユというキャラクターで表現されているのではないかと感じました。
こんな素晴らしい話を書いて下さって、本当にありがとうございました。
編集済
自主企画より参りました。この度はご参加ありがとうございます。
情景描写も心理描写も違和感なく、ここまで読了させていただきました。
マルにもソレイユにもある意味救いがあってよかったなと思いました。
強いて言えば、マルとカナの関係性ももう少し深堀してもよかったのかなと思います。
名前をもらったから、長い間話をしたから仲良くなった人、大切な人というのはわかるのですが、マルがどういった心境で名前を与えたのか。
カナがどうしてマルを好きになったのか。そこがわかると物語に深みが出るかなと思いました。
読了させていただきました。
先の読めない展開や世界観に引き込まれました。
話のテンポの良さも相まって直ぐに読み終えてしまいました。
このテーマは重いですよね。
日本の八百比丘尼の話は有名ですが…。
内容的には非常に読み易く、テンポも
良く優れた作品だと思います。
文章力も高い。
ひとりで永遠の命を持ってもそれは物凄く
辛いと思います。では永遠の命を持った
仲間が大勢いたらどうなるか…
私はそれでファンタジーを書いています…。
いいねb。切ない話を狙って書けるのはすごいですね。
読了させていただきました。
シューが中盤で亡き人となり衝撃でしたが、タイトルの通りこれはソレイユの物語なんですよね。
それでもマルを通して終盤まで存在感を残し続けたシュー。
絶対の命令という絆で活き続けるソレイユ。
『ロボット』という存在の高性能さと融通の効かなさが生み出す切なさをヒシヒシと感じました。
素敵なお話を有難うございました。
先日は読みます企画へ参加頂きありがとうございます。
早速ですが。
本日3月28日「ソレイユの森」を「読んで良かった作品」へ掲載いたしましたので、そのご報告です。
掲載ページは次の更新までの間、新規紹介作品となっております。
一読頂き、感想文に問題が無ければそのままで、もし何かありましたら、当該ページにて申し付けください。
修正等の対応を行いますので。
以上、よろしくお願い致します。
ボロボロになったロボットと森。時の流れを超えるこの感じ。ご存知ではないかもしれませんが、『クロノ・トリガー』のフィオナの森を彷彿としました。
きれいな作品を、ありがとうございました。
日南田ウヲです。
この度は自主企画に参加いただきありがとうございました。
本作読ませていただきました。
まるで『領域』を探るような感覚を受けた作品でした。
ーー領域、それは「人間と神」「肉体と機械」など読者が探そうとすればするだけの
とても良い哲学的テーゼがある素晴らしい作品でした。
改めて
この度は自主企画に参加いただきありがとうございました。
日南田ウヲ
企画でお伺いしました。
しっとりとした時の流れを感じさせるお話でした。楽しませていただきました。
チャート企画から参りました。
・ライトノベル ☆☆★☆☆ 一般文芸
・文学的要素 あり ☆★☆☆☆ なし
・エンタメ性 あり ☆★☆☆☆ なし
・男性向け ☆☆☆★☆ 女性向け
・キャラクター ☆☆☆★☆ ストーリー
あくまで個人の印象です。ご了承ください。
最初は誰も救いのないお話かと思っていましたが、人と機械の絆のようなものを感じられました。
簡潔な文章でスラスラと内容が入ってきました。
とても読みやすく、SFチックな考えさせられる作品です。
令和の初めに作品交流 の企画で来ました。
簡潔に書かれた文章で読みやすかったので一気に読んでしまいました。
寓話的な感じの作品で色々考えさせられる作品でした。
面白かったです!壮大で素敵なストーリーでした。
心も無いはずのソレイユに思わず同情してしまいます……。