なるほど、相手と会場を圧倒する手は、事前に練り込んであるもの――深く頷きます。
武道でも将棋でも、型や定石を理解し覚えるのは『即座に、かつ理に適った動きを可能にするため』でありましょう。的場姉弟が勝ち方に思考を練った背景にも、この組み立てが活きているものと思えます。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
地味だといわれつつも、矢矯が必殺技に深めたものを的場姉弟も身に着けていっているのです。ひとつひとつ自分で必要である事を実感しながら身に着け、本番では自由自在に操れない事を自覚して発揮する力こそ、何事に於いても強いものになってくれると、私も思っています。
この章も、厳しい状況にはなりますが…。
ここまで強くなっているとは思いませんでした。矢矯の『方』をかなり自分たちのものにしたようですね。傷つけても殺しはしないという信念を受け継いでいるのも、良いですね。
作者からの返信
ありがとうございます。
見かけは圧勝なのですが、これも絶対に不破の技ではないので、対処できる相手だった場合、寧ろ瞬殺されていたりもします…。
既に一人殺している仁和は兎も角、孝介は無事に日常へ帰すのが矢矯の役目でもあるのです。