応援コメント

第5話「乙矢の意見」」への応援コメント

  • 自分語りで申し訳ありませんが、読みながら、半笑いの情熱の小学生編を想起しました。
    右倣えで異分子を排除し、いい気になっているクラスメイト達。愚かだと思う一方、そうすることでしか彼らは彼ら自身を守れないでいるのかもしれませんね。クラスという社会の中での自らの振る舞い方がわからないというか。
    基がいじめの標的となっている理由が気になるところですが、体格が小柄だからとか物静かで自分の意見を言わないからとか、例えばそういう瑣末なことからなんとなく大きないじめに発展しているケースは、現実にも方々にありそうな気がします。

    作者からの返信

     ありがとうございます。

     基がいじめられている理由は、私は「不明」としています。
     2章の主役だった陽大がそうであったように、「クラスの不満を一手に背負わせる者がいれば、クラスは団結させられる」というシステムを作り上げたのが、基の通う市立松嶋小学校で校長をやっている谷 孝司が関わっていたから、とだけで…。

     しかしながら、この3章では、その片鱗すら見せられませんが、彼こそはDES最高の快男児なのです。

  • あああ頷く!思わず頷きます!
    戦うときというのは確かにあると信じているクチです。少なくとも基には戦う権利があると信じます。
    基は優しく平穏を求める性分とは拝察しますので、そこで救いを勝ち取りに行けるようになって欲しい……(願望)。
    これからも頑張って下さい!

    作者からの返信

     ありがとうございます。

     基は幼さ故の正義感があるタイプです。故に自分というものを理由にしていては、如何なる事でも人を傷つけられない…と書けていればいいのですが。

     そういう基なので、隠すのだけは必死になっていて、だからこそ選択肢を与えて上げられる両親も見逃してしまう…という悪循環に陥り、題名でもある「雁字搦め」と「行き止まり」にいきついてしまったのです…。