丁寧な展開に続くオチが実に清々しい。宇宙人ネタが苦手な方も是非。
価値観の全く違う宇宙人との交流は星新一が良く題材にしているテーマですが、この小説も星新一的ブラックユーモアがよく表現されていると思います♪👍
小刻みよく進む物語でありながら価値観の違いで衝突では無く淡々と自らを閉じて行く。我々の常識は他では常識ではない。そんな違いでクスリとさせてくれる良作でした!
第二次世界大戦中に日本兵の捕虜になったアメリカ将校が、牛蒡を食事に出されて「木の根を食べさせられた」と言って、不当な扱いを受けたって話しを思い出しました(もちろん不当な扱いではない)
短くまとまっている上に内容のキレが良くて、読みやすい作品でした。
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