第43話 波

応募しようと書いていた小説に、期限が迫っています。このままでは、文字数が足りなくて応募不可になります。

せっかく書いてきたのにもったいないな、と思いつつ、現実の自分の病状がここ1ヶ月は大変悪化した日々が続き、小説を書くどころではなくなってしまいました。


果てしなく、この悪化が続くのかと思いがちですが、波を描くようにゆっくりと変化はするのです。


ODやリストカットを自分はするはずない、そんな勇気もないと思っていたのに、そこに手をだしてしまったりしました。


どうして、そうしたくてうずく自分がいるのかと思います。

その、うずいている自分、が病気なのかもしれません。

何かが行き過ぎたり、足りなかったり。


自殺なんてしない、そんな勇気ない、そう思う自分を越えてしまう自分が出てこないように、と願う自分がいます。


しんどい時は時間が長いように感じるけれど、生きられる時間は誰しもそんなに長くはないのです。

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