第21話 羽ペン

 ファンタジー物の漫画を見てると、良く出てくる小物、羽ペン。

 鷲などの風切り羽根の根元を削ったもので、その部分をインクに浸して書くわけです。書いているうちに、削って尖らせたペン先は次第にすり減ってしまうので、ナイフで削り直して使います。羽ペンを削るためのペンナイフというのもあって、小物好きには興味が尽きません。

 羽ペンは最も古くからある筆記具の一つで、そもそもpenの語源はラテン語の羽根(penna)なのだそうです。

 ところが。

 結構な数の作品で、金属製のペン先が付けられてるんですよね。

 つまり、羽はペン軸の飾りでしかないわけです。

 まぁ、そう言うデザインの浸けペンや万年筆があってもおかしくないのですが、あちこちで見かけるので気になってたまりません。

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