そうか、そうですね。
取り戻して、さてその後はと冷静になることで、リトさんはルベルちゃんとユグドラシルに気がつかせてもらえたのかな。
止まった時は巻き戻らない。でも、進めることは何度だってできるんですよね。
作者からの返信
砂伝、竜ゆめ、と「復活」を描くことの多い私ですが、命を取り戻せるのは人外だから……という縛りがあったりします、実は。(唯一の例外がエティカですね)
エレナーゼ世界は蘇生あるいは復活の手段が与えられていますが、死によって人の営みから外れたあとで、再び……というのは、やはり相当の覚悟が必要なわけです^ ^
リトは、過去を取り戻すのではなく未来へ進むことに決めました。そんな彼が以降ここから歩む道は、くあらんが書いております。
編集済
ルベルが言うと「ワガママ通すって、そういうことです」に重みがあります。
上っ面だけ見ればリトは覚悟がなかったとなるかもしれませんが、この場合はきっと、望みを撤回することがリトにとって一番覚悟と勇気が必要なことで、そして同時にベストな答えだったのかなって思いました。
作者からの返信
そういうこと、ですね……。
息を引き取った直後ならともかく、ここエレナーゼ世界においてさえ「反魂」は特殊すぎることなのです。
リトが連れ戻したいと願ったのは自分のためですが、その異常性を背負わなければならないのは彼女であって、それは果たして幸せなことだろうか、とリトなりに自問自答した結論なのでした。
次話、懐かしの彼の説教タイムですよー、お楽しみにっ(^^
編集済
リトさんは再生を望まなかったんですね。ルベルやロッシェ達の出会いが考え方を変えたのかしら。どこか吹っ切れたようなリトさんの顔が清々しいです!
デレパパは何度見ても可愛い…v
作者からの返信
リトも、奥方が亡くなったのが最近だったなら迷わなかったのかもしれないですが、今よみがえらせたとして彼女にとってはどうなのだろう……とかいろいろ考えてしまったのでしょうね。
外に出て、改めて人や世界に触れて、彼も考え方が少しずつ変化しつつあるようです^ ^
好きあれば娘自慢をしてくるロッシェ!