レビューが書けない人のためにカクヨムのレビューを計量テキスト分析で雑に分析してみた

さいしょの分析

簡単にレビューを書くためのテンプレート

【今回の分析対象】

カクヨム公式（https://kakuyomu.jp/users/kakuyomu_official）のレビューより、

9月28日時点での最新100件

（公式レビューver.1.0）

【今回はどんな分析をするの？】

頻出語を調べました。

その結果「主人公」という語が多く使われていることに着目しました。

【今回の分析で得られたもの】

このテンプレートは分析との関連が薄く、

それゆえ私の主観が多く含まれる情報です。

ですが、

・そもそもレビューってなにを書けばいいのかわからない

・書き出しで詰まる

という方の負担を軽減する目的で作成しました。

【簡単テンプレート】

今回私が提案するテンプレートは、

以下のようなものです。

１．主人公について説明する

２．物語の流れを説明する

３．主人公か物語の魅力・見どころを語る

４．特に良いと思ったポイントを語る

１は、ヒロインなど主役級のキャラであれば主人公でなくてもＯＫです。

より魅力的なキャラを採用する感じで。

そして２と３は、順序を逆にした方が書きやすい場合もあります。

文章を自然に書けそうな順序で書こうとすれば、２と３はごちゃ混ぜになり得ますので、深くは考えないことをおすすめします。

１～３まで書いた後、４の部分は思い付く限り自由に書きます。

主人公や物語ついてさらに掘り下げて書いてもいいですし、

その他の登場人物の魅力に語ってもいいでしょう。

そしてなにも思い付かなくなったら書くのを終了し、投稿します。

このテンプレートを使用すると、

以下のようなレビューになります。

（１）主人公は、昔大流行した漫画の作者の息子。

（２）母親の描いた漫画のような素晴らしい人生は存在しないと思いながらも、幼馴染たちと穏やかに学校生活を送ります。

（３）母親を嫌う幼馴染を見守る主人公の目は優しく、心が温かくなります。

（４）そんな主人公や幼馴染みの親も非常に魅力的で、彼女たちの生き様や語りに心を奪われること間違いなしです！

このようなテンプレートになったのは、

「主人公」という語が多く使われている点に着目したからです。

公式レビューの方を分析してみますと、

調査対象とした100レビューのうち、39のレビューで「主人公」という語が登場することがわかりました。

この39のレビューを実際に読んでみたところ、

主人公やヒロインなどの登場人物について、説明をする文章が多く見つかりました。

説明をする文章、というのが肝だと私は感じました。

キャラの設定を説明する＝あらすじや小説本編から引用して書ける

ということだからです。

要するに、レビューを書く人が頭をひねらずとも書ける部分なんですよね。

小説の中に書いてあることを要約orそのまま書くだけですから、

登場人物や物語の流れの説明は、レビューを書く際の負担が少ないのです。

負担が少ないどころか、小説を読んでいる最中にレビューを書き始められるメリットもあります。

主人公（もしくはその小説における最重要人物）の設定をメモして、先述のような説明の文章にまとめれば、書き出しは完成です。

主要人物の設定は多かれ少なかれストーリーに影響を与えます。

ですから登場人物について説明するだけで、物語の内容についても自然と触れてしまえることが多いです。

書き出しに迷った時はなにはともあれ、

「主人公は」とまず書いてみてください。