思わず笑顔になる物語で、とても好きです。

春子の怒涛のお菓子談義が実に素晴らしい。家でお菓子作りをちょこっとやる身としても、これは読んでいて楽しいですね。

また勢いがあって、最後のシーンも、ここで終わり！？　つづき読みたい！　と思ってしまうところで終わらせるのが、また物語りの引っ張り方としてもよかったと思います。

三作品の中で一番好きな作品でした。読ませていただきありがとうございました！

お菓子の描写がとにかくキレイで美味しそうで、読んでて無性に食べたくなってきました。
こういう、ただ楽しいだけでなく、ちょっとした豆知識みたいなものが得られるお話、大好きです。
夏男の不憫っぷりも、ラブコメらしくていいですね。
あと、紹介文のところの「登場人物の欲しいもの」っていうのも、面白くていいと思いました。

　面白かったです。スイーツはテンションが上がる！
　素人ながら私もお菓子作りが好きなのでウキウキで拝見しました。「ケーキピア」という世界各国の伝統レシピを紹介してるサイトがお気に入りです。やっぱりフランスのレシピの量がすごいのですよねー。

　レモンメレンゲパイが上手くできないのでメレンゲクリームのくだりの「電動ミキサーから途中で泡立て器に持ち変える」にへええーってなりました。
　チョコレートならガナッシュに目がありません。ケーキではオペラが好きです♡（見た目からかレイヤーが好きな傾向が……）

　お菓子にばっか反応してすみません。フレーズ等についてはゆあんさまの近況でご容赦ください（汗）

こちらも読ませて頂きました。

自分も甘党なので、スイーツ好きですが。ここまでの情熱は勿論持ち合わせてはおりません。
そして、恋に関してもここまでの熱量を持てる主人公を羨ましく思えてきますね。

しかし……。なんというビターなエンド。
こう、だれかなんとかしてやれよってな気になりますね（笑）
まぁ、最終的には上手くいくと信じます。

春子の講義に思わずチョコが食べたくなってしまいました…私も春子の夢に負けましたね（笑

と、前置きはさておき、とても面白かったです。前半のビター何パーセントのくだりから夏男の心情に絡めてくる、その流れが見事でした。
春子がとにかく明るいおかげで、お話自体も変に湿っぽくならず、楽しく読み終えることができたように思います。
勝利の女神が夏男に微笑んでいるようで微笑んでない感じが、たまりませんね。

一点、途中で誤字を見つけましたので、お伝えしときます…。
　＞ 一度パティシェと言ったら怒ららた。男性形だと。

出来事とは別に柱となるテーマを用意して、そこに仮託して書いていくスタイル、いいですね。お菓子すげーなと思いました。

「天才に恋する凡人」の夏男の報われなさが、ちょっと可哀想ですけど、くすりとさせられました。いいですね。

オチがいいですね。
努力しまくってるのに、なぜか報われない夏男が笑えます。笑ってたら可哀そうですけど。
どんどん様々なパターンの「明日の黒板」を考えだされていてすごいですね。
今回はお菓子の知識がふんだんに詰まっていて、ほほうと勉強になりました。

拝読させて頂きました！

情熱的なお話だったように思います。二人の、そして蜜柑桜さんのお菓子への愛（夏男は違うみたいですけど）、熱い……！

今回は、特に春子のキャラクターが鮮明に目に浮かびました。やっぱり何かに夢中になる女の子は魅力的ですね（いっぱい食べる君が好き的な？）
キャラクターの作り方、流石でございます。

慣れない書き方をするのって、かなり大変なんじゃないかなと思ってます。今回はラブコメの様にされたとの事で……やはり骨太挑戦者ですね（尊敬

しかし美麗描写の達人、蜜柑桜節は健在、ラブコメとして見るなら粗さのようなものが残ってしまいますね（初挑戦ですから仕方の無いことですけどね）

ご自身も近況ノートの方で仰られていたかと思います。なのでこれ以上は申しません（私如き羽虫が偉そうにごめんなさい）

が！もし！蜜柑桜さんの美麗描写と、ラブコメ特有のリズムとテンポが見事に融合すれば、それは間違いなく蜜柑桜さんにしか書くことが出来ない。絶対無敵の筆致になるのではないかと、その可能性の片鱗をこの作品に見た気がします。

なので、これに懲りず。挑戦と冒険を続けて欲しいなと思います。

いつか、蜜柑桜さんの無敵素敵な最強筆致が堪能出来る日を信じて……

駄文失礼致しました。

苦い……苦いぞ。
すれ違っても、すれ違っても、再会できるのが縁。
二人の間に、縁はきっとある！　と、思う（笑

80パーセントは、ちょっとではなく、十分ビターじゃないですか？

この作品を読むと、少しスイーツが詳しくなります。
夏男の表現に、『出来損ないのスポンジ』と出てきたように、夏男もどんどん詳しくなっていったんでしょうね？

一つの表現が浮かんだ時、言葉を並び替えて、何通りも考えてみてください。
一人称で、より本人に合った表現が出てくると思います。

これはワタシの好みですが、
『全て俺の方にいい風が吹いている。』を、言葉を並び替え、『いい風は、オレに向かって吹いている』とするだけで、リズムと勢いが違ってくると思います。

甘く、ほろ苦いストーリー。
ごちそうさまでした。