第38話 ビックリしたな? (36)

 まあ、とにかく、歳を取り情けなくなった俺に女神様は。


「ん? あああ、兄さん、先程の話しの続きね?」


 と、訊ねてきたから。


「うっ、うん…… 一体何かな?」


 俺が女神様に答えると。


「あああ、実はね今うちはあるものに凝ってみようと思うんだよ?」


 何かよくは俺も解らないけれど?


 女神様は何かに凝ろうと思っているらしい?


 だから俺は「はぁ…… 女神様は一体何にお凝りになるのでしょうか?」と、訊ねてみたら。


「う~ん、どう兄さんに述べたらいいかな? あれだよ! あれぇ~? 兄さんが昔凝っていただろう?」


 女神様とても悩んだ顔をしながら俺に手振り身振りで説明をしてくれるのだけど!?


 女神様の様子──俺は見てはいるのだけれど。全然解らん! (笑)


 それに俺自身もそれ何処では無くなってきた──余りにも女神様が可愛いし……『萌萌キュン!』で惚れ惚れ……鼻の下を伸ばしながら。顔を緩めて見惚れているんだ。


 オジさんは年甲斐もなく女神様にゾッコン!


 惚れたかも知れん!! (笑)


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