俺、決意する。

家に帰った後シャワーを浴びてから、もらった連絡先を登録した。


まさか俺があんな美少女の連絡先をゲットする日が来るなんて、人生わかんないもんだね。

正直、今日これで縁も切れると思ってたから素直に嬉しい。


………ってか、向こうから連絡先聞いてきたし、これはワンチャンス付き合えるのでは?

少なくとも向こうからしたら俺の印象はそんなに悪くないはず。


よし、桜ちゃんの前では全力で下心を隠して、優しい先輩であることを見せつけよう。

あ、いや、普通にしてても女の子を傷つけるようなことは基本しないけど、つまりはかっこつけようということ。


視線とか、しゃべり方とかに気をつければ少しは格好よく見えるはず!

あとはなるべく話せるようにしよう。

会話がないと好感度も上げようがない。

今こそコミュ障克服のとき!頑張るぜっ!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る