活動報告10

携帯電話本体の値下げ合戦は一応の終止符が打たれ、時代はプライオリティ性の高いデバイスを作ることに移行しつつあります。

というのも、スマートフォンの性能向上に伴って、「PCでなければならない」理由が薄くなってきたからですね。

性能やアクセス性の高いスマートフォンは、確実にその人のライフサイクルを変えて行きます。音声操作、ワイヤレスイヤホンの登場で、操作する時間すらも他の作業に回せるようになりました。

デバイス各種の品質も上がり続け、それに付随する形で商品の値段も上がっています。


中でも私がコメントしておきたいのが、スマホケースの値段ですよ。


スマホケースに5000円。


いやぁ。流れに乗るにしても調子に乗っちゃいかんよと思います。

今や100均一でプラスチック製の引き出しやゴミ箱が買える時代なのに、どう考えても釣り合っていないですよ。


まぁ代わりに、背面が高級ガラス仕様になっていたり、側面がアルミ削り出しフレームとなっていたり、素材の良いとこ取りのハイブリッド品も増えてきました。


でも5000円は高いでしょう。

新規0円で買った端末に5000のケースつけるとか意味がわかりません。


時代や風潮に流されない価値観というのを持っていたいものです。

(じゃあなんで15万円もする端末買ったんだとかそういう突っ込みをされると、私の体力は0になります)


小説を書く作業のうち、何割かは自分の価値観の流出やうんちくのお披露目的側面があると思っています。だからこそ読み手は、作品の向こう側にある作者の人間性や専門性に興味を抱き、読み続ける。


であるならば、こういうちょっとしたことでも、いろいろ並べて自己流分析しておくことも無駄ではないのではないかと、最近は考える次第です。

(自己肯定のためではないですよ、多分)



さて、本日の拝読履歴をご紹介です。



■湊波 様

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887295460


私はこの作品を読んで、泣いてしまいました。と、言いますのも、主人公夏男の葛藤に私は痛く共感してしまったのです。恋愛物語ではありますが、一人の青年が抱える問題と成長という人間性が描かれている点が大変良いと思いました。彼の優しさが胸にささります。

告白シーンが他にないアイディアが採用されています。得てして、夏男のキャラクターを考えれば納得のし掛け。黒板に向かう時の描写も必見です。



■泡沫 希生 様

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887240833


恋をする乙女の気持ちを優しく丁寧に綴った本作品は、ある仕掛けに取り組まれています。それが抜群の効果となって、お話を最後まで牽引していきます。サバサバ系ではない女性の心理要素が可愛らしく、そういった女性を魅力的に書きたい場合に大いに参考になると思います。

特筆は先程のし掛けですね。ネタバレになるので言えないのが悔しい!答えは読んで確認して下さい。



■月白あん 様

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887375581


ストレートな話の展開ですが、とても丁寧に仕上げられており、読みやすい作品です。繊細で素敵な表現が散りばめられておりますが、飾った感じが無いのもとても好印象です。描写に音などの映像以外の感覚を取り込んでいる所が、大いに成功しているし参考になります。

出色なのは二人の会話文とそのやり取り。映像が明確な中、現実感あるやり取りがキャラクター像を浮かび上がらせると共に、読者に胸キュンを提供してくれます。




今後もこうして更新していきます。特に長編作品が残っているので、かなり楽しみです。こういう長編は集中できる環境で一気読みしたいですね。


後半に投稿された作品のPV数が少ない傾向は既にお伝えしました。今回を含め向こう数回はそんな次期の作品が中心となっておりますから、これを期にお読み頂くと、また発見があるかも知れません。

(スマホアプリでもURLジャンプできればもっと便利に加速するのでしょうけれど……



それでは、また。



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