自主企画延長のお知らせ

皆様、本企画「筆致は物語を超えるか」にご参加頂きまして、ありがとうございます。


かねてよりお伝えしていた「応募期間の終了日」ですが、誠に勝手ながら、これを下記の通り延長させて頂きます。


旧 10月24日 23:59

新 10月31日 23:59



変更の経緯と致しまして、下記があります。

・参加ご表明頂いた方で、未だ参加されてない作者様がいらっしゃること

・日々作品が追加され続けており、交流を促したい目的があること

・想定より多くの作品のご登録があり、検証の方針などを改める必要があること

・企画主の私用により、未だすべての作品に目を通せていないこと


本当は、総括をある程度コンパクトにまとめ、翌月一日から第二弾をやろうかな、等と思っていたのですが、社会人活動としての作業量が現状逼迫しており、まずは一回目の本企画で、しっかりとした運営をしたいと思い至ったからであります。


大変ありがたいことに、想定より遥かに多くの作者様に応募頂き、その上、これまた名作揃いとなっております。

ここまできたらやはり、なんらかの分析結果などを残したいと考える次第です。



現状の想定では、下記のようなデータを取ります。

・応募全作品の平均文字数、平均話数

・視点別集計(夏男視点○作品、春子視点○作品)

・ジャンル別集計

・文体(企画主主観)別集計


さらに、★が多かった作品を数例抽出し、どういったポイントが評価されたのか、共通の技法は、また当該作品が上記集計のうちどこに属するのかを示します。


また、作品を下記のように区分けし、

・A部(夏男が告白する)

・B部(夏男が夜の黒板に)

・C部(翌日の黒板に相対する)

・D部(後日譚に)

評価の高い作品が、どの部分に多くの分量的ウェイトを持ってきているのか、傾向を探ります。

これにより、当該プロットの類似パターンにおいて、どのプロセスにウェイトを置けば感動・共感を得られやすいのか、想定回答を出すつもりです。


これらは「プロットから準備して作品を仕上げる」事のできる、データを活用した筆記が行える人にとって、ある程度参考になる情報なのではないでしょうか。


これらの集計は、作者様同士のコメントのやり取りだけでは見えにくい部分だと思いますので、ご参加頂きました作者様の執筆の引き出しとなれるよう、企画主として取りまとめたいと思います。


そして最後にできれば、そのプロセスを元に、色々な良いところを足して、テーマを決め、書き下ろしてみる。

(これは本当、すみません、できればやる、くらいの認識でお願いします。皆様の作品に素晴らしいものが多く、これをやるのはなんか憚れるというか、結果が見えているというか)



上記に挙げたのは現状のアイディアで、確定ではありません。

また意図としてあくまで分析ですので、これをもって主観的にどの作品が最も優れているだのと、順位を決めたり、また平均値から逸脱している作品がそうではないだとか、そういうことを言うつもりはありません。

データはあくまでデータですからね。


また今回の集計方針について、ご意見を募集します。

追加で調べてみてほしいこと、や、その集計方法には懸念が残る、とか反対、とか、コメントにお寄せください。

状況を見て、方針を決定したいと思います。


それでは一週間の延長、この先もよろしくお願いします。




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