くだらない話ととっさの思い付き

@46_96_dama

ブンケン談義 昼すぎの会話

登場人物

佐野賢治 男 三年 ちょっとおかしい 

田葉三塚 女 一年 まとも

久我明音 女 一年 おかしい


大学の文化サークル文化研究会、通称「ブンケン」でのお話


田葉「こんにちわー」


久我「こんちは」


佐野「おう、いらっさい」


田葉「あら、佐野さんだけですか」


佐野「他のやつらは、講義やらなんやらあってきてねーな。てかお前ら今から飯か?」


田葉「いやー、久我ちゃんとこに泊まってお楽しみだったんで・・・」


佐野「なに、ナニしたの?」


久我「寝落ちするまでずっとゲームしてたんすよ」


田葉「久我ちゃん、やばかったですよ・・・。もうこちとら限界来てたのに、寝そうになる

   と、まだいけるまだいけるっていいながら炭酸と缶コーヒー開けて渡してくるから・・・」


佐野「寝かせてやれよ・・・、てかなにその組み合わせ・・・?」


久我「結構いけますよ、喉に刺激与えてからコーヒー飲むと眠気KOできるんで、先輩もぜひ」


佐野「深夜帯に飲み物だけはきつくね?すげえな、お前・・・」


田葉「缶が五本目はいった段階で私もう無理でした・・・」


佐野「田葉ちゃん、それでも五本はいけたのか・・・」


久我「で、結局つかちゃん寝っちゃたからそのあと五時くらいまでやってました」


田葉「久我ちゃんおかしいよ、私より寝るの遅かったのに私より先に起きて、またゲームしてましたから」


久我「まあ、中学くらいからずっとこんな感じだからね」


佐野「俺もあんまし、人のこと言えねーけど久我よりひどくねーな」


田葉「まあ、そのせいでコンビニでお昼買い損ねたんで、購買でかってきたんですよ」


佐野「購買で買ったのなら、まあ大丈夫か・・・」


田葉「え?食堂のほうはマズいんですか?」


佐野「マズいというか、当たり外れがデカいんだよ、」


久我「揚げ物は特にやばいよ、つかちゃん。くったらミント臭がかなりするやつとか

   あるから」


佐野「あーあれか、めっちゃ薄いのにやたら歯ごたえのある」


久我「そうそう、それです。やー食べたあと、講義いったら教諭から、お前顔面からミントでも被った?ってきかれました」


佐野「俺は、マウスウオッシュでもかけたのかって聞かれたわ」


田葉「当たりのほうはなにかないんですか・・・?」


佐野「トンカツとかコロッケがあるときは当たりだぞ」


田葉「当たりも揚げ物なんですね」


久我「まあ他のも普通に食えるから」


佐野「ラーメン食ってたテニサーのやつが倒れたことあるけどな」


田葉「ええ・・・それどんなやつだったんですか?」


佐野「担々麺をひたすら辛くした感じのやつだよ、見た目は普通だけどな」


田葉「なんです・・・そのトラップは・・・?」


佐野「西とか竹谷がいうには、テニサーのやつら全員それだったらしくて、    

   ヴァァァァァァ!!!!って感じの叫びが図書館まで響いてきたって」


田葉「すさまじいですね・・・」


久我「けっこーうまいよ、あれ」


田葉「・・・」


佐野「・・・」

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