気分で買った白い蛾のペンダントが、俺の領地を発展させるアドバイスをくれるチートアイテムだった件について

登場人物紹介

‪豊穣の白き翼（絹の娘リライト）登場人物紹介 | 種 #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10174743‬

より転載。この部分は種さんが執筆している。

豊穣の白き翼の舞台:新グレートブリテン王国

『この地球』上のどこにも存在しえない大陸。

ノーデン、オステン、ウェステン、ズーデン領および国王が治める中央のゼントラムからなる。

オーランド・ガーティン

新グレートブリテン王国ノーデン領の次期領主。第一部主人公。女嫌い。半引退した父ローレンスの代わりに領主としての仕事をほぼ代行し、領地にまめに足を運んでいる。

少年時、母親に性的虐待を受けたことが女嫌いの原因であるが、その事実は誰も知らない。夜毎その記憶の夢にうなされているが、ある夜知らない女の声に起こされる。

カーラ（河原せりか）

白い蛾の首飾りに宿る意識。その声は所持者にしか聞こえない。幸運のお守りとして売られていた所をオーランドに買われた。

新グレートブリテン王国建国以前、氷河に埋もれてなくなったと言う旧世界時代に生きていた人間と名乗る。

所持している人間と五感を共有しており、人から離れると何も感じなくなってしまうため、しまわれたきりになることを非常に恐れる。

オーランドは、自分がうなされていたら必ず起こすことを条件に彼女を手元に置くが、様々な出来事に遭遇するうちに彼女の知識の重要さに気づいてくる。

デリック

オーランドの側使いの老人。オーランドの言いつけをよくこなすが、オーランド宛の手紙を密かに選別するなどの行動を起こすことも。

寄る年波に勝てず、人員増を希望している。

ルーシ・デレヴリャーネ

ハロシェテ伯。オーランドの乳兄弟にして親友。夫婦仲がよく、すでに子供をもうけているため、オーランドに結婚をしつこく勧めている。

デリックをあまり信用しておらず、側近の増員も勧めてくる。

ニール・エイミス

聖歌隊の少年。白い蛾の首飾りを幸運のお守りとしてオーランドに売った。その際立って美しい歌声のため、教会から去勢するよう強いられていたが、オーランドの意志とカーラの知識によって防がれる。

オーランドのもとに引き取られオーランドの側使い見習いとなる。

ハーヴィー・パーキンズ

聖歌隊の少年。ニールの友人。ニールを助けるために勇気を振り絞ってオーランドに助けを求めた。

後に異端審問官の側使いとなる。

ゴドフリー・パーソン

ゼントラム（王国中央）教会の厳格な異端審問官。『悪魔を呼び出した』旧世界の技術を封印する事に人生を捧げている。

ハーヴィーを側使いにする。

フレーグデンデ

オーランドの母親。美しい女性。幼いオーランドを夜毎犯していたが、オーランドが14の時死去。