第3話 悪夢が再び起こる

「そう、言えば、2010年08月10日アンドロイドの安堂 翔太に逢う事になっていたはずだったはずだが…」

「覚えていたねぇ?安堂 翔太は3000年後の世界に飛ばしておいた。」

「という事は、襲われる事がなくなったのか?」

「いやいや、時間稼ぎが出来た程度にはなるとは思うが、早ければ30年後には逢う事になると思うけどなぁ…やっと、1000年前の怨みを返す事が出来たよぉ。そう言えば、小説が出ていたから、詳細に記載されているから読んでねぇ?という事で新しく未来日記を書き始めてねぇ?」

「なるほどなぁ、30年後になぁ…」

そう言えば、今年は何年ですか?

お前が、高校受験だった年が確か「2015年だったから今年は2021年になるなぁ…」

「ところで、あのノートは何処にあるんだぁ…」

「洋服ダンスの一番下にありませんか?」

「あぁ、センスのない下着が入っていたところかぁ…危なく、洋服ダンスごと捨てようか?迷ったよぉ!起きたら捨てようかなぁ…ってなぁ…」

「あった、あった…」

「さてぇ〜と、次の予言は〜っと、マジかぁ!」

「2021年サマージャンボの10億円当選があるなぁ…AZ200856だなぁ…」

「危なく、10億円が吹っ飛ぶところだったなぁ…」

「よし、サマージャンボのAZ200856の番号をネットで購入だなぁ…これで、購入完了。後は当選を確認するだけだなぁ。」

「えぇ…今はネットで買えるんですか?」

「そっか、そっか、当時はまだ、スマホで購入出来なかったけどなぁ…今は、東京オリンピックの影響もあって、海外の宝くじも購入出来るけどなぁ…」

「えぇ…東京オリンピックがあったんですかぁ?」

「そっか、知らなかったかぁ…東京オリンピックが終わってから、消費税は15%になるし、所得税も上がって、街中には、海外からの居住区が出来ているなぁ…それに、大学で優秀な成績を納めた学生は上海やソウルにある外国人特別区で年収1億円の賃金をもらいながら、働いているなぁ…その数は年々増えているなぁ。もちろん、その逆の現象も起きていて、国内の産業が衰退して、町は空洞化している。東京オリンピックの球技場も既に壊されて、負の遺産にはならなかったけど…人口の減少は止まらないなぁ…それに反して海外からの人口の増加は伸びているなぁ。それに、離婚率も上がって、シングルマザーも増えても地方都市では働き口がないなどの問題も埼玉県でおき始めた。その為、今では結婚、離婚をするにも、審査が必要になった。又、高齢者の施設にはインドやフィリピンなど人口が多い国の人が働いているなぁ…優秀な介護福祉士は賃金が高い、中国の富裕層を対象に仕事をしているなぁ…1人っ子政策が影響しているから、年収1000万クラスの介護福祉士もいるぐらいだぁ…だから、金にならなくて、就職出来ない定員割れする文学部は国際学部、国際介護学科や、国際看護学科に変更したなぁ。まぁ、2025年に団塊世代が高齢者になるし、その人員を囲いかむのに必死だかなぁ…介護福祉士や看護士を持って入れば、年収500万以上だからなぁ…とはいえ、金がないと、すぐに追い出すみたいだなぁ…今では、神奈川県相模原市と横浜市と川崎市にはかなり、デカイ施設があって、東京ドーム10個分の施設を国の方針で運営しているなぁ…そして、その周囲を65歳以上の高齢者をサポートする病院や施設で働く人が住んでいる。

そのエリアの外には、大きなスーパーや駅が出来て、住みやすい街としてマスメディアもこぞって放映しているなぁ…

分散するよりも効率がいいらしく、大学の運営が厳しくなった私立大学の跡地らしいけどなぁ…」

「そうなんだぁ…」

「だからなぁ…それを破壊的に壊したい。その為にこれから起こる事を何としても、実現しなきゃなぁ!頼むぞぉ、パートナー…ハッハッハッハッハッ…」

この日から、戻る事が出来ない悪夢が再び起こり始めた。

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