響け響け

この何もない退屈な世の中で

私はひとり声を上げる

その声はとても小さくか細いだろう

しかしいつだって世界を変えるのは

その声からだろう


響け響け

この何もない味気ない世の中で

私は産声をあげる

その声は力強い意思があるだろう

その産声をあげるものこそが

立ち上がるのだろう


響け響け

この何もない無音の世の中で

私は鳴らし続ける

その音は何人たりとも消せないだろう

その強く響き渡る音こそが

築き上げていくのだろう


世界は弱者から変わる

そう信じて私は声を上げ続ける

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る