海外アニメが好きなんです！

第5話 ルーニーテューンズ

ルーニーテューンズという名に馴染みがなくても

バックスバニーやトゥイーティー、ロードランナーを知っている人は

多いのでは無いだろうか。

ワーナー・ブラザースの代表的な短編アニメ作品だ。

前に書いたテックス・エイヴリーや

トムとジェリーのMGM後期作品を描いたチャック・ジョーンズが

このルーニーテューンズの有名キャラクターや作品を作っていった。

ルーニーテューンズはバックスバニーを始めとする

色々なキャラクターがそれぞれ主役となり

シリーズ作品が色々作られている。

90年代に「スピルバーグのアニメ」として放送された

「タイニートゥーン」というアニメがあるのだが

そのアニメはこのルーニーテューンズのキャラクターたちを

先生として尊敬している似たような外見のキャラクターたちのアニメだ。

そのタイニートゥーンの中でルーニーテューンズの歴史のような物が

描かれた事があるのだが、その時に出てきたのが

ボスコというミッキーマウスのような見た目をしたキャラだ。

それがルーニーテューンズの最初のキャラクターだった。

けれどボスコの人気はその後それほど続かず

間に別のキャラクターも挟んだが、それは人気が出ず

その後にテックス・エイヴリーのポーキー・ピッグ、ダフィ・ダッグが人気になり

チャック・ジョーンズのバックスバニー、ロードランナーとワイリーコヨーテが

ルーニーテューンズの顔のようになった。

日本ではキャラクター商品として見かけた事はあっても

トムとジェリーほど、アニメ作品として楽しまれていないかもしれないが

楽しい作品が多いのでおススメだ。

特に、このルーニーテューンズは

吹き替えされていない原語版を聴くのがいい。

メル・ブランクというアメリカの声優さんの声当てが素晴らしいのだ。

一人でバックスバニー、ダフィ・ダック、トゥイーティーなどをやっていて

特にトゥイーティーの舌ったらずな喋りがいい。

ルーニーテューンズのキャラクターにはそれぞれ思い入れがあるので

今後、それぞれをもう少し深掘りして書いていけたらと思う。