第10話 断乳 パート2

三男の断乳に失敗して三ヶ月とちょっと。

なんと言ってもおっぱいにへばりついていた息子が、ピタリと飲まなくなりました。

「ママのおっぱい、辛い辛いになっちゃった。」

これが魔法の言葉ななりました。

たまたま生理で、味も変わっていたんだと思いますが、ママは辛い物が大好きで、いつも辛いの食べてるから(実際食べてます。私の食べる物には辛い辛いを入れると知っているので)、おっぱいも辛くなったと説明したら、妙に納得したんです。

「そっかあ、からいかあ~。」

と、洋服をめくっては言い、飲まなくなったんです。

もちろん、夜中の添い乳もなくなったので、夜泣きは激しくなりましたが、決して飲もうとはしないんです。

とりあえず、二日成功し、一回明け方に夜泣きと寝ぼけで挫折。しかしその後は夜泣きはするものの、一週間と一日飲まずにきています。

運良く?つい三日ほど前から私が膀胱炎になってしまい、おっぱいあげていたら飲めなかっただろう薬も飲むことができ、おっぱいは辛い辛いから毒にランクアップ。

まあ、毒を理解しているとは思いませんが、辛いより酷いことだとは思っているようです。


さて、止めたら止めたで母親としては寂しいのですが、このまま止めれたらなと願っています。

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