我思う、故に我は

人間とはなにか。SFを嗜むものなら一度は考えたことのある問いを、本作は軽々と乗り越えている。
そう、そんな問いがそもそも無意味になってしまうように生きればいいのだ。どこまで行っても、自分は自分でしかないのだから。