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  • 第1話への応援コメント

    朔さんの物語はどれも私なんかが触れたら汚してしまうように繊細できらきらした置物のようです。言葉選びや登場人物の感情やストーリーの移ろいは思わず息を止めてしまうような神聖さがあるように思います。
    描写で気をつけているところや言葉選びのポイント等何かあるのですか?

    私もたまには引き出しにしまっている気がするスノードーム取り出そうかなぁ……。

    作者からの返信

    返信遅れてすみません。
    質問を受けて少し考えてみたのですが、正直あまりいい回答が思い浮かびませんでした。
    ただ、私は雰囲気を作ることを大事にしているとは思います。場面ごとに雰囲気を想像して、その空気に合った言葉をなるべく選ぶようにしています。今回の作品だと、忘れられていた存在ということで、静謐で寂しげで、少し神聖みのある雰囲気を目指しました。
    しかしあまりその作業に徹しすぎると、キャラクターを無理に動かしている感じが出てしまうこともあります。この作品が特にそうですね。だから賞を取るに至らなかったのだと考えています。
    ですので、いまはキャラクターの気持ちを追うことも大切にしています。その人は今どういうことを考えていて、どういうことを感じているのか。そしてそれを口に出して言うのか、あるいは仕草に滲み出てしまうのか。みたいなことを考えています。小説ですので、あまり言葉では説明せず、仕草や行動、あるいは情景描写などで示せれば美しく見えるのだと思います。

    こんな感じでしょうか。長くなってしまい申し訳ありません。私はかなり感覚的に書いているタイプだと思うので、上手く説明できている気がしませんが、少しでも参考になりましたら幸いです。
    スノードーム是非飾ってあげてください。ひらひらと雪が舞って綺麗ですよ。

    編集済