エリダーナ・セイバー
連合宇宙軍の新型戦闘人形として鳴り物入りのデビューを果たしたエリダーナであったが、その短足スタイルから人気は絶不調であった。
アルマ星間連合内でのプラモデル売り上げは歴代最下位を誇り、少年誌で取り上げられる場合は、そのほとんどがゴリラ枠のやられ役であった。
連合宇宙軍総司令部ではこの状況を憂慮し、エリダーナの改良型を開発する事とした。コンセプトは味方には愛され、敵には恐れられる威容ある姿。基本性能は現状維持とし、重心が高くなる事に関しては重力制御を利用して補正する案が採用された。
三つ目の頭部の変更はなかったが、追加装甲を甲冑の様に配置し、アルマ伝統の重騎士のようなスタイルに変更された。結果、防御力重視の重厚な機体となった。
種別:戦闘人形
名称:エリダーナ・セイバー(エリダーナ改またはブルーアーマー)
用途:汎用
装備:標準は実剣と盾。エリダーナで標準装備だった右肩のビーム砲と左胸部の機関砲は廃止された。実剣は超振動を与えられ、戦車の装甲も簡単に断ち切る。また、盾は物理シールドとビームシールドを同時に発生させていて防御力は高い。
本体の装甲は軽減されたが、ビームシールドを施した甲冑状の追加装甲のおかげで防御力は向上している。追加装備、追加装甲も装着可能。
全高:11.5m
装備重量:37t
動力:重力子反応炉。重力下では消費したエネルギーを徐々に回復できる。
乗員:1名
機体色:紺色を基調とし白のマーキングが施される。このカラーの為ブルーアーマーとも呼ばれる。
追加兵装:アカンサスと共通。120㎜対戦車誘導弾4発。対空ミサイルランチャー装弾数4発。これは肩部に装着。携帯用120㎜滑腔砲装弾数7発。155㎜榴弾砲装弾数5発。47㎜サブマシンガン装弾数50発。76.2㎜ライフル装弾数25発。レーザーソード、ビームライフル等が装備可能。
その他:重力制御装置により飛行可能だが、概ね1時間程度しか飛べない。その後は重力子の補給が必要。
※現状試作機が完成し、間もなく量産体制に入る。今後はエリダーナとエリダーナ・セイバーの2機種を生産する予定。現状のエリダーナはそのまま使用し改修する予定はない。
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