実在する人物をモデルにした映画 六選!

 実在の人物を取り上げた映画を、「伝記映画」といいます。

『ジャンヌ・ダルク』、『マリー・アントワネット』、『シンドラーのリスト』などがそうです。


 多少の脚色はあるでしょうが、映画の内容は、どれも説得力に満ちています。


 今回は、そんな伝記映画を、六本、ご紹介します!


         ◇ * ◇ * ◇ * ◇


・ドミノ(2005)


 伝説の賞金稼ぎ、ドミノ・ハーヴェイを取り上げたこの映画は、刑務所の取調室という、物騒なシーンから始まります。

 俳優を父に持つ少女が、グレて道を踏み外します。

 やがて、危険な仕事に身を置くことになっていきます。


 眞鍋かをりさんが吹き替えを担当したことでも、話題になりました。


         ◇ * ◇ * ◇ * ◇


・ジェームス・ブラウン〜最高の魂を持つ男〜(2014)

 

 貧民街に生まれたジェームス・ブラウンは、少年院時代に音楽と出会い、のし上がっていきます。


 この映画のプロデューサーは、ミック・ジャガー。

 なんと、ストーンズの全盛期には、JBが前座を担当していたのです!


 JBを演じるのは、2020年8月に大腸ガンで亡くなった、チャドウィック・ボーズマン。

 マーベル映画などで活躍する彼が、横暴なソウルの帝王を優雅に演じます。



 幼少期の賭けボクシングをするシーンは必見です。めちゃクールです。


 日本でカップヌードルのCMにも出ています。味噌ッパ!


        ◇ * ◇ * ◇ * ◇


・イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014)


 暗号解読器「エニグマ」を作成する天才科学者を、「SHERLOCK」主演のベネディクト・カンバーバッチが好演しました。

 偏屈な男が、仲間との絆に目覚めて、少しずつ心を開いていく展開が見事です。


 彼は後年、ホモセクシャルの罪で逮捕されます。

 自由に研究を続けられる代わりに、薬物によって「医学的な去勢」を強いられました。


        ◇ * ◇ * ◇ * ◇


・イップ・マン(2008)


「ブルース・リーの師匠」として知られる武道家イップ・マンこと「葉問」を、ドニー・イェンが演じます。


 日本軍に財産を取り上げられた葉問が、日本に媚びず、たくましく生きている様を描きます。


 二作目では、サモ・ハン・キンポーも出ています。

 武術協会の偉いさん役です。


         ◇ * ◇ * ◇ * ◇


・地雷を踏んだらサヨウナラ(1999)


 俳優の浅野忠信さんが、報道カメラマン・一ノ瀬泰造氏の生涯を演じた一本。


 ベトナム戦争時に活動していた一ノ瀬氏。

 映画のタイトルは、「アンコールワットに向かう際、友人に綴った手紙の文面」だそうです。


 知り合いの子どもが地雷で吹き飛ぶシーンは、リアリティがあって怖いです。


         ◇ * ◇ * ◇ * ◇


・ドランクモンキー 酔拳(1978)

 意外かも知れませんが、ジャッキーチェンが演じる酔拳の達人、「黄飛鴻ウォン・フェイフォン」は、実在の人物です。 

 ただ、映画と人物の描写は、かなり脚色されているそうですが。


 ちなみに、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』の主人公も、同じ人物です。


         ◇ * ◇ * ◇ * ◇

 

 いかがだったでしょうか?


 まだまだ面白い伝記映画はあります。

 

 是非コメント欄で教えてくださいね。

 ではまた!

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