第35話 ラスボスに勝つために覚醒しました。

目玉からビームを撃ってくる。




 俺達はそれぞれのチートスキルで戦うが、やはりラスボスなだけあって強すぎる。




 「覚醒するぞ」




 俺は転生者の証であるネックレスを壊すと覚醒する。




 俺に続きリヒトとルナも転生者の証を壊し覚醒する。




 体の負担が大きいな。




 リスクはあって当然か。




 「行くぞカオス」




 チートスキル発動


 神と悪魔の剣ゴッデモソード




 俺は新たなチートスキルでカオスの目玉を潰しにかかる。




 そうはさせまいと俺に向かってカオスは魔力を膨大にして、俺に攻撃を仕掛ける。




 ルナが俺を援護するためチートスキルを発動する。




 チートスキル発動


 月光の弓ムーンライトアロー




 カオスの膨大な闇の魔力を打ち消す。




 「くそがあああああああああああ」




 カオスは更に俺とルナに向かって巨大なビームを放つ。




 俺達はビームをくらいつつも神と悪魔の剣ゴッデモソード月光の弓ムーンライトアローを目玉に撃ち込む。




 「ぐわあああああああああああああああああ、私の目玉があああああああああああああ」




 カオスの目玉が潰れる。




 「今だリヒトやれ」




 「今だよリヒト」




 俺達の言葉にリヒトは頷く。




 チートスキル発動


 転滅者デスクリーン




 転生者を倒せるのは転生者だけだ。




 「親の仇だ。死ねカオス」




 「馬鹿ななぜこの私が敗れるんだああああああ」




 カオスのセリフに俺は答える。




 「お前が俺らより弱いからだ」




 カオスはリヒトの一撃で滅亡する。




 そして世界は救われる。






 アヴァロンに戻ると婆さんが死にかけていた。




 「よくやった。しかし早くしろ。もうワシの寿命の猶予はない」




 「独裁者はいらない。平和な世界を望む。今まで死んだ仲間も戻してくれ」




 「良かろう。しかし他の者もよいのか」




 『はい』




 全員が一斉に返事をして頷いた。




 こうして世界に平和が戻りましたとさ。

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