私が覚えていること

 兄が 初めての 相手では なかった。


 初めて は じゃんけん で 決められた


 カメラが 回って いた 気 が する


 汁 男 優


 とか


 バ〇キー なら


 高く 買い取ってくれる とか


 勝手 な ことを 言っていた


 でも、 ある日、 正義感 の 強い 男性(ひと) が


 紐を 切って くれた


 「もう、ここに 来ちゃいけない!」


 そう 言ってくれた


 覚えているのは


 おびきよせられた とき


 私は まだ 小学校にも上がって いなかったこと


私 の 他 に もう一人 真中ちゃん という子 が いたこと


 それだけだ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る