表裏一体

@chrystalami

真実と幻想

『不穏』言うなればいつもそうだった。我が家は一見仲の良い楽しい家族だが、人々の内側・内面を知る機会があるのならばそうではない。

小さい頃、私も普通によくある一般家庭だと思っていた。実際そうだったのも確かだ。だがある時を境に、そうではなくなった。

この話は、後ほど説明するとしよう。


私の話をするとしよう。私は、世間でいう”優等生” というやつだ。皆口を揃えていい子だ。と言うけれどそうではないことを皆知らない。自分自身を一番よくしているのは自分の筈だが、今はよくわからない。そして知らないまま私は死んだ。


私は死んだ。友達とハイキングに来ていた。記念写真を撮るために崖の岩に私と友達の三人で座っていた。だが何らかの拍子で私は、落ちた。

そして、今私はここにいる。落ちたはずの崖に。


何があったのか。死んだのか。ここはどこなのか。何者なのか。自分自身では収集つかなくなっていった。人はいない。友達も。


夢なのか?現実に起こっていることなのか?

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