第32話日本のセキュリティ会社の実態。停電させて何が悪い

サイバー攻撃で停電を起こすのは宗教的に認められるか



+過去にあった大飢饉


ボクナム「オレは、だれも信用しない。そう、あの時、誓ったのだ」


1995年


日本のニュースアナウンサー「国連の発表によりますと北朝鮮で深刻な食糧危機が起きている模様です」


母親「ボクナム!私はいいからコレをお食べ。」


そう言って白菜の葉っぱの入ったスープを母親は子供に差し出した


少年ボクナム「ゲー・・また葉っぱだけ?」


母親「贅沢を言わないで・・ごめんね・・・食料が不足してこれだけしかないの・・」


少年ボクナム「母さんはどうするの?」


母親「私は後で食べるから早くお食べ」


日本のニュース専門家「北朝鮮は元々山岳地帯が多く農耕に適さない国ですし、水害や凶作、国の経済政策の失敗など不幸が続き・・・・」


日本のニュースアナウンサー「たった今入ったニュースです!日本政府は北朝鮮に食糧援助を決定しました。中継です」


総理大臣「これは、北朝鮮に恩を売るチャンスです!困っているときはお互い様。食糧援助をすれば、きっと拉致被害者を返してくれます」


日本のニュースアナウンサー「これに対して、拉致被害者の家族の方と電話がつながっております。今回の日本政府の決定をどう思われているのでしょうか」


拉致被害者の遺族「僕は!絶対に反対です!北朝鮮は拉致をした非道な国家なんですよ!食糧援助をするなら拉致された人々を返してからにしてください!」


日本のニュース専門家「北朝鮮に恩を売ることが大事なんですよ!まず、日本側が誠意のある対応をすれば、きっと彼らも答えてくれます!北朝鮮の人たちも同じ人間なのです」


拉致被害者の家族「北朝鮮の一般国民は人でしょう。でも、北朝鮮の上層部は違う!非道な連中です!」


拉致被害者の家族「食糧援助をしても一般人には渡らず、国の上層部が独占するだけです!絶対に被害者の返還が先です」


日本のニュース専門家「あなたは、北朝鮮の国民が今にも餓死しようとしているんですよ!人の命は金より重いのです。人権が大事なんです!」


拉致被害者家族「人権を守ってないのは、拉致した北朝鮮じゃないですか!何言ってんですか!まったく!」


こうして、拉致被害者の家族が猛反対しても、日本政府は、無償の食糧援助を北朝鮮に行った


しかし・・・


食料は一般国民の元には届かなかった・・


食料は上層部が独占したからだ


北朝鮮上層部A「我が国は農耕に適さない地帯が多いのに、人口が多すぎる」


北朝鮮上層部B「では、口減らしといきますか。下層民に食糧を配るより核開発の方を優先する方が、我が国の未来のためです」


北朝鮮上層部C「それより平壌にタワーマンションや高層ホテルを建設し観光を誘致しましょう!」


そんな中・・


少年ボクナムのいる家に、腹をすかせた北朝鮮兵士たちが襲撃する


北朝鮮兵士A「おるぁ!!反動分子はいねぇか!」


ボクナムの母親「な、なんです!あなたたちは!」


北朝鮮兵士B「いたぞ!この反動女!!!」


バス!バス!!


ボクナムの母親「うっ・・・」


北朝鮮の兵士たちは、ボクナムの母親を撃ち殺す


ボクナムは、あわててベットの下に隠れた


少年ボクナム「ひっ・・・・」


食料をあさる北朝鮮兵士


北朝鮮兵士A「ちっ・・ロクなもんがねぇな・・」


北朝鮮兵士B「腹減った・・・ん?おい!だれだ!ベットの下に隠れている奴!でてこいよ!」


ボクナム捕まる


少年ボクナム「誰か助けて・・・誰か・・」


北朝鮮兵士A「おい小僧!食糧はないのか!」


少年ボクナム「は、白菜の葉っぱしかないよ」


北朝鮮兵士B「ふざけんな!どこもしけてんな・・」


そこに一人の青年将校が現れる


青年の時の北朝鮮サイバー局局長「おい!おまえら!何やってんだ!」


北朝鮮兵士A「あん?何って?ちょっと反動分子を制圧しただけですよ・・」


北朝鮮兵士B「ホントっすよ!青年将校さん!こいつら!将軍様を悪く言ってたんっすよ!」


少年ボクナム「ち、ちがう!こいつらが!食糧を目当てに強盗しに来たんだ!!母さんを殺したんだ!!」


青年の時の北朝鮮サイバー局局長「お前ら!!!」


北朝鮮兵士「なんだ?やるっていうのかよ!反動分子め!」


青年の時の北朝鮮サイバー局局長「うぉぉぉ!!」


パン!パン!


青年の時の北朝鮮サイバー局局長は即座にハンドガンを取り出し、その場で2人を射殺した


青年の時の北朝鮮サイバー局局長「はぁはぁ・・大丈夫か?」


少年ボクナム「ちょ・・ちょっと・・はあっ!!!!!!なんだこれは!!!」


ボクナムは、村を見渡し愕然とした。そこには餓死した遺体や死体があちこちに倒れていた。


青年の時の北朝鮮サイバー局局長「おまえ名前は?」


少年ボクナム「ボ、ボクナム・・グスッ!な、なんでこんなことに!!!!ウェーーン!」


ボクナムは泣き出した


青年の時の北朝鮮サイバー局局長「ボクナム。この光景をよく覚えておけ!いかに弱い国が悲惨な社会になるか。」


青年の時の北朝鮮サイバー局局長「いかに国の指導者が愚かだと悲惨な結果を招くのか。外国に負けて経済制裁を受けた国が、どれほど悲惨になるのか」


青年の時の北朝鮮サイバー局局長「強くなれ!ボクナム!こんな光景を二度と見なくて済むように・・強くなれ!」


少年ボクナム「ど、どうしたら・・強くなれますか・・」


青年の時の北朝鮮サイバー局局長「勉強しろ!嫌いでも勉強しろ!もっとも新しい技術や力を誰よりも先に身につけろ!」


少年ボクナム「新しい技術って・・」


青年の時の北朝鮮サイバー局局長「サイバー技術さ!今に、なんでもネットに繋がる日がやってくる。サイバー空間を制した人間が富と力を得る時代が必ず来る!」


少年ボクナム「お兄さん・・名前は?」


青年の時の北朝鮮サイバー局局長「リ・スチョル」


ボクナム「あの時、俺は、この世の全てを恨んだ。非情な神。無能な上層部。敵対する外国勢力。裏切る同胞。そしてもっとも恨んだのは無力な自分。」


ボクナム「だから誓った。2度とあんな光景を生み出さないと・・生み出さないためなら、悪人でもなんでもなってサイバー空間を制し、力を手にし祖国の弱者を救う!と・・」


ボクナムは朝の通勤電車に揺られながら、決意を新たにした



+ボクナムの昇進。日本のセキュリティ会社の実態


ボクナムは会社に出社した


今日は、いよいよ。ボクナムは昇進し、ホワイトハッカー部門に配属される


ボクナムはスーツに仕込んだマイクに話しかけ、バグを無線で起こそうとする


ボクナム「バグ!起きているか!おい!バグ!」


一方、バグは都内のマンションで眠っていた


バグ「眠い・・頭が痛い・・」


ボクナム「おい!バグ!」


バグ「うるさいな・・・何度も言っているだろう・・精神障害で苦しんでいると・・」


ボクナム「そうだった・・すまん」


バグ「君たち健常者のように、自由に起きられないんだ・・つらいんだよ・・必要な時だけ呼んでくれ」


ボクナム「必要なんだ。これから会社の中枢に入る。何もしなくていいから、ちょっと見ててくれないか」


バグ「わかったよ・・・精神障害者を働かせる・・キビしか人ですばい」


ボクナム「ついた。ここがホワイトハッカー部門か・・失礼します!」


ボクナム「使っているソフトは、Kali Linux、Metasploiとかだな・・・」


バグ「ファ?普通だな・・独自のツールとかはないのか?」


ボクナム「ないみたいだ」


バグ「なんだよ!セキュリティ企業のホワイトハッカーも大したことねぇな。もっと凄いものがあると思ってたぜ」


ボクナム「凄いどころかネットで無料で公開されているツールを使用しているだけだな・・・」


ボクナムは席に着くと上司が話しかけてくる


ホワイトハッカー部門上司「よぉ!新しく配属された新人?」


ボクナム「はい!今日から移動になりました!ボクナムと申します!よろしくお願いします!」


ホワイトハッカー部門上司「よろしく!じゃ、ペネトレーションテストの仕方はわかるよな?」


ボクナム「はい!ですが、ウチの会社の独自のツール使い方が・・」


ホワイトハッカー部門上司「そ、そんなもんないよ」


ボクナム「へっ?でも、会社のホームぺージに、当社独自のSUPTって・・」


ホワイトハッカー部門上司「あぁ!あれは、当社独自のスーパーウルトラペネトレーションテストの意味だよ。専門用語風にした方が知識がない客が飛びつくからSUPTにしてるだけ」


ボクナム「じゃ、Kali LinuxやMetasploiで無料のツールでテストするだけですか?」


ホワイトハッカー部門上司「そうだよ。どこの企業も同じだろ?」


ボクナム「ええええ・・サイバー攻撃していれば独自のツールが欲しくなって自分で作るもんなんだけどな・・」


ホワイトハッカー部門上司「そんなこと言ったって、俺、文系大学卒だからプログラミングできないもん!」


バグ「ぷっっっ!!!お茶噴いた!セキュリティエンジニアの正社員なのにプログラミングできないのかよ・・嘘だろ」


ボクナム「えっ?じゃ、プログラミングできないのに、なんで出世されたんですか?」


ホワイトハッカー部門上司「そんなの上司から気に入られて「人気」を取ったからだろ。組織の中で出世する鉄則だろ!じゃ!用があるから、あとは隣に来るアルバイトの子に聞いて」


バグ「日本企業の18番!よく言えば、和の精神。悪く言えばゴマスリ!仲良しクラブ!イエスマン!ってやつですな。こんなコミュ力重視だから精神障碍者の雇用が進まないんだよ」


ボクナム「うそだろ・・守ってる側は、プログラミングもできない。この程度なのか・・」


バグ「なぁ?馬鹿らしくなるだろ?政府のサイバー識者だってプログラミングはできないし、経歴も詐称してたし、こんなもんだよ・・」


ボクナム「経歴詐称だと・・・なんで、そんな奴が偉くなるんだ!」


バグ「ボクちゃんは、わかってないな。日本社会は「人気」を基準とした評価社会なの。」


ボクナム「だから人気を取るために経歴を詐称した奴の方が偉くなるってことか?」


バグ「しょう油こと!だってサイバー攻撃の難しい話なんか評価している側はわかんないなんだから、適当なカタカナの言葉を出していれば、評価されてしまうんだよ」


バグ「俺ライフハッキングしちゃってるんで!!俺アメリカでベンチャー企業立ち上げたんで!YO!イノベーション!マスターベーション!シビリゼーション!ファ!ファ!」


ボクナム「わかった!わかった!もういい!やめろ」


バグ「はい!ボクちゃんも一緒に!モチベーション!バリデーション!リハビリテーション」


ボクナム「オーロラ・エクスキューション・・・」


オウジハン「プッ!なに?セイントセイヤ・・?」


そこにセキュリティ会社でアルバイトをしているオウジハンが現れる


ボクナム「あっ。コホン。あなたがアルバイトで働いている女の子?」


オウジハン「そうよ!あたしオウジハン!普段は湘南ホワイトハッカー大学で勉強をしてる。上司が、あなたと一緒に企業のペネトレーションテストしろって」


バグ「へー。すっぴんでも結構かわいい娘だな。化粧してないところを見ると日本人じゃないな。外国人?」


ボクナム「出身は?」


オウジハン「えっ?中国よ!留学生」


そこに女性社員たちがやってくる


女性社員A「きゃ!ボクナムさん!この部署に配属されたんですね!よろしくお願いします!」


ボクナム「よろしく」


女性社員B「ボクナムさんってカノジョいるんですか?」


ボクナム「いませんけど」


バグ「くぅぅぅぅぅ!!!モテモテじゃねか!!リア充死ね!!!」


女性社員C「好きな女の子のタイプは?芸能人で言うと・・」


ボクナム「芸能人・・・えっと・・(バグなんて言えばいい?(小声))」


バグ「それくらい自分で考えろよ・・」


ボクナム「俺、芸能人知らないから・・」


女性社員A「えええ!韓国人なのに?国をあげてKPOPがあんなに盛んな国なのに一人も知らないなんておかしくない?」


ボクナム(まずい・・怪しまれるな)


バグ「しょうがない。助けてやるか・・BAMBINOとかLAYSHAとかが好きだな」


ボクナム「バンビノ・・とか好きだよ・・・」


女性社員たち「ええええええ」


ボクナム「ん?な、なんかまずいこと言った?」


女性社員A「えっ・・それ・・韓国のセクシーダンスグループだよね・・エグイ・・いかにも女性にモテなさそうな人が選ぶような」


バグ「うるせぇ!なんで!わかったんだよ!!!うわぁぁぁん!」


女性社員B「やっぱり・・ボクナムさんみたいなイケメンで仕事ができる人は、そういうセクシーな女性を選びますよね!ごめんなさい!私みたいなショボショボが声をかけて・・」


ボクナム「いや!そうじゃないんだ・・」


女性社員C「てゆか・・女性を性的対象としか考えてない人が選びそうなチョイスだよね・・まじガイジ」


バグ「ハァン!うるせぇ!お前みたいに障害者をガイジだとか!差別する女ばかりだから性的対象としか見なくなるのは当たり前だろうが!!」


ボクナム「あの。そういう。ガイジとか障害者を差別する言葉を使用するのは、やめていただけませんか?」


ボクナム「どこかで差別されて悲しみ不満を募らせテロを計画している人がいるかもしれませんよ」


バグ「LinkedInにあった!この女のアカウント特定!」


女性社員C「えっ?だってガイジなんてみんな使ってるしイイジャン!一日3万ツイートもされているし、日本では普通だよ!日本人は皆野蛮よ!差別する自由があるし別にイイジャン!」


バグ「住所特定!このアパートだな!答え。住所は所沢・・・」


ボクナム「でも、誰かが差別されているんだから、その虐げられた人が、あなたが住んでいる所沢のアパート・・・」


女性社員C「ちょっと!なんで!アタシの住んでいる住所、知ってるのよ!キモ!ガイジかよ!みんな行こ!」


バグ「もう出会い系サイトに書き込んでやる!!!この差別女!!!!こんなのばかりだ!!!!もうやだ!!!この国の女はみんな差別する!全部、障害者にしてやりたい!!!」


ボクナム「ちょっと待ってくれ!実は・・・」


女性社員C「えっ?」


ボクナム「すいません。実は、前からアナタのことが気になっていたんです・・・」


女性社員C「へっ?」


バグ「ボクちゃん??」


ボクナム「でも!残念だな・・・ガイジなんて言葉を使って、あなたみたいな美しい心の優しそうな女性が差別するなんて・・すいません。勝手に期待した俺が馬鹿だったんです」


女性社員C「ちが!違うの!ボクナムさん!アタシ差別する気なんて・・ネットのやりすぎでつい・・アタシって本当に馬鹿!」


ボクナム「いいんです!中身が!合わなかったんです!あなたが美しくて心の優しそうな方に見えたので、付き合えたらいいなって・・でも・・妹が障害者なので差別する人は・・」


ボクナム「少しでも期待した僕が悪いんです!忘れてください!さよなら!」


そう言って、ボクナムはトイレに向かった


女性社員C「待って!ボクナムさん!ごめんなさい!妹さんが障害者なんて!あたし知らずに!SNSでニート死ね!とかガイジ死ね!とか呟いていたのは私じゃないの!!」


女性社員C「そうよ!きっと!ハッキングされたのよ!全部ハッカーのせいなの!私のせいじゃないの!!いかないで!いや!いやぁぁぁぁ!!!」


バグ「ファ?炎上して都合が悪くなったら、まーた、すーぐハッカーのせいにする」


女性社員A「ヤダ・・あんな背が高いイケメンにフラれて・・韓国ドラマみたいで羨ましい・・」


女性社員C「あたしの!ばか!ばか!なんで差別してしまったんだろ!!!」


ボクナム「おい!バグ!」


バグ「はぁん?」


ボクナム「はぁん?じゃない!何してんだ!」


バグ「いや・・差別女の住所特定できたから、ドキシングしようかと・・」


ボクナム「ふざけんな!会社でトラブルを起こすなよ!そういうことはこっそりやってくれ!これでも、潜入中なんだぞ」


バグ「悪い悪い・・許せなかったんだよ差別されていることに・・」


ボクナム「はぁ・・まぁ・・お前が日本の女性を性的対象としか見てない理由がわかったよ・・本当に差別ばっかりするんだな・・日本の女性は・・」


バグ「残念なことに・・・」


オウジハン「ちょっと!いつまで!トイレにいるのよ!仕事して!」


ボクナム「すいません。ちょっと日本の精神障碍者の就労率を調べてて・・・」


オウジハン「はぁ?なんで、そんなの調べるのよ」


ボクナム「ほら!この会社の新規事業コンテストに応募しようと考えていて・・コンテストに合格すれば幹部候補になれるし」


オウジハン「それで精神障害者がなんなのよ」


ボクナム「アメリカでも刑務所をハッキングして捕まった精神障碍者のハッカーがいただろ。だからITセキュリティエンジニアは人手不足だから障害者を活用できないかって・・」


オウジハン「15%」


ボクナム「えっ?」


オウジハン「日本の精神障害者の就労率。先進国の中では低すぎよね。日本は法の番人の警察も裁判所も精神障害者を雇いたくないから法律を破って雇わない酷い話よ。」


オウジハン「アタシもね。将来、起業したいと思っていて、障害者を人手不足のIT分野で活用できないか考えていたの」


オウジハン「そうすれば、精神障害で苦しんで差別されてムスラム国を支持してテロをする人を減らせれば、テロの犠牲者も減るし。いいかなって・・」


バグ「偉い!でも絶対に!絶対に!うまくいかないと断言できる!精神障害者の俺が言うんだから間違いない!」


ボクナム「君は、ほかの女性とは違う何かを持っている・・」


オウジハン「は?ちょwなにそれw口説いているの?韓国のドラマでよくあるセリフじゃん!」


オウジハン「金持ちのイケメンの主人公が、モデルや美人と付き合わずに、ヒロインの何もとりえがない普通の女に言うセリフじゃない!君は普通だけど人格が素晴らしいから付き合いたいんだ!」


バグ「韓国ドラマあるあるや」


ボクナム「ち、ちがうよ!だって、日本の女性って20代とか30代とかでもアニメの話とかしてくるだろ。無職をニートだと差別して5人兄弟のどれがいいかとか」


オウジハン「それな!でも50代の男性とかでもアニメの話とかをSNSとかで隠さず普通にしてるよ。ビックリするよね。外国ではありえない」


ボクナム「ニートの定義の6割が病苦障害苦なんだから、5人無職がいたら3人は障害者なのに・・・全部健常者とか、非現実的だよ!差別だよ!もっと現実の真面目な話がしたい」


オウジハン「障害者とか?」


ボクナム「戦争とか環境問題とか難民移民問題とか。そういうことを外国のSNSは話しているけど日本はアニメの話ばかり。SNSトレンドワードもアニメばかりなんて・・」


オウジハン「それな。ウフフ!アタシでよければ、障害者のIT社会参加の話。相談にのるよ!アタシも将来、それで起業しようと考えてたし」


ボクナム「そう!あっ!じゃ!君に会わせたいやつがいるんだ!」


オウジハン「へっ?」



+停電させて何が悪い


バグはボクナムの勤める会社に来ていた


バグ「なんだよ!会社に急に呼び出して!!眠いって言ってんだろ!!」


ボクナム「紹介する。バグこちらジハン。ジハン。こちらバグ」


オウジハン「よろしく!」


ボクナム「こいつが、さっき説明した。ホワイトハッカーの精神障害者!ホラ!障碍者手帳も持ってる」


バグ「ホワイトハッカー?おれが?」


ボクナム「まぁ!こいつの腕を見てみてよ!!」


バグ「なんのつもりだ?ボクナム」小声


ボクナム「お前も、いつまでもブラックバグハンターなんてやってられないだろ。だから就職させてやるよ」小声


バグ「いいよ!絶対無理だ。やらなくてもわかってる」小声


ボクナム「やってみなきゃわからないだろ!ホラ!」小声


ボクナム(その時、俺は、バグを一般社会に入れれば幸せになると思った。いつまでも俺と組んで違法なハッキングをさせていては迷惑がかかる。


そう・・俺は、北朝鮮の工作員なのだから)


ボクナムは会議室に社長とホワイトハッカー部門上司を集め。面接をバグにさせた


ボクナム「どうか!社長!こいつをホワイトハッカーとして雇ってください!わが社は障害者を雇用する義務を果たさず、法定雇用率以下です」


社長「精神障害者のハッカーを企業が活用ね・・・」


ボクナム「アメリカではもうやってます!腕は確かなんです!」


ホワイトハッカー部門上司「でも、履歴書が、ホワイトハッカーどころかホワイトバッカーじゃないか!なんつて!アハハハ!!!!」


オウジハン「それは精神障害で苦しんでいる証拠です!それだけ履歴書が空白ばかりなってしまうほど難しい病気なんですよ!精神障害は」


社長「そんな難しい病気を抱えた人間を、なぜ雇わないといけないのかね?企業は福祉施設じゃないんだよ!」


オウジハン「そ、それは・・」


社長「だいたい。マスコミもみーんな差別しているじゃないか!ヒキコモリを雇うなって!」


オウジハン「ええ!それは職業選択の自由や平等権や、就労の義務遂行の妨害にあたり、憲法違反なんじゃないですか!とんでもない差別ですよ!撤回してください!」


社長「だって!ディMMが言ったんだよ!ディMMニュースが精神障碍者のヒキコモリを引き合いに出したんだよ!ヒキコモリは雇うな!」


ホワイトハッカー部門上司「ケイサン新聞だって言ったニートやフリーターはいらないと!」


ボクナム「なんてことだ・・人権侵害じゃないか!特定の人の経済活動を妨害するのは経済制裁と一緒だ!」


オウジハン「だから、ヒキコモリと差別された精神障害者が3人も餓死しているのね!ドイツがイギリスに経済制裁されて餓死が70万人でたら、過激なナチスドイツが支持を伸ばした」


オウジハン「こんな精神障害で苦しんでいる人をヒキコモリと差別して雇うなと言って経済制裁をかけて餓死する社会をつくれば過激な思想に染まりテロがおきますよ!いいんですか?」


社長「そんなことウチは知らんよ!日本全部が差別しているんだ!日本全部が!」


ホワイトハッカー部門上司「そうだ!そうだ!日本全部が差別しているから差別してもいいんだ!大体ニートのくせに!ヒキコモリのくせに!!ヒキコモリなんていらないんだよ!」


ホワイトハッカー部門上司「ケイサン新聞だって言っている。ニートやフリーターいらないんだよ!ハッカーなんて場違いだ!いや!精神障害者だからキチガイ!てか!アハハ!」


オウジハン「あなたたち!そんな差別して!許せない!」


ボクナム「これが無職の5つ子が無責任にニート差別を煽った結果だ!許せねぇ!結局、虐げられるのは精神障害で苦しむ弱者じゃないか!」


黙って聞いていたバグが口を開く


バグ「お二人さん・・ありがとうよ・・・こんな差別された。生きる価値のないと差別された俺のために擁護してくれ・・・」


ボクナム「バグ・・」


バグ「二人が犠牲になって就職させる価値はない」


オウジハン「でも・・」


バグ「これが、現実だ。精神障碍者や底辺は、この日本社会では差別される。だから他の先進国より社会参加率が低い。2分の1以下だっけか?」


オウジハン「うん。」


バグ「さぁ・・帰ろう・・」


ボクナム(バカだった・・・この日本社会が、いかに差別社会なのか考えるべきだった!うまくいくわけがないのだ!これだけ差別が酷いからテロに走っていることを忘れていた)


ボクナム「バグすまん・・」


バグ「あっ!そういえば、最後に一言よろしいですか?」


社長「なんだね?」


バグ「お前ら差別犯を・・残業地獄にしてやる・・・」


そう言ってバグは会社を後にした


ボクナム「待ってくれ!バグ」


ボクナムはバグを追う


社長「残業って・・なんなんだ?」


ホワイトハッカー部門上司「さぁ?」


バグ「プログラム起動!ブラックアウトプログラム」


バグの端末「了解しました!ブラックアウトプログラム起動。指定した企業周辺の電力をダウンします」


その時、ボクナムの勤めているセキュリティ会社のパソコンが一斉にフル稼働し会社の電源が落ちた


バン!


社長「なんだ!電源が落ちたぞ!まぁ予備電源があるから」


ホワイトハッカー部門上司「大変です!社長!急にウチのクライアントにサイバー攻撃が!」


社長「なんだと!予備電源に切り替えろ!」


ホワイトハッカー部門上司「そ、それが、パソコンが勝手にフル稼働して、バッテリーを一気に消耗して、残りはわずかしかありません」


社長「くそ!パソコンの電気を消耗するAIスキャンは無理だな!手作業でやるしかない!エンジニアをできるだけ集めろ!」


そのころ会社の外でバグは笑っていた


バグ「いいね!素晴らしい出来だ」


ボクナム「おい!バグ!どうなってんだ!これは・・」


バグ「電力停止プログラム・・」


ボクナム「はぁ?お、おまえ・・そんなもの作ってたのか?」


バグ「当たり前だ!これで、ディMMやヤHOOやラIVEdoorやR天!俺を散々ヒキコモリだと差別して雇うな!と差別してきた奴らに復讐するために作っているに決まってるだろ!」


ボクナム「バグ・・・気にしていたのか・・」


バグ「当たり前だ!主権が侵害され同じように精神障害で苦しんでいる人間がヒキコモリだと差別され餓死してるんだ!3人だ!3人もだ!」


バグ「日本には、金を払って処分するほど食料が余っているのに、精神障害者は次々差別されヒキコモリは雇うな!と差別され餓死しているんだ!!」


バグ「こんなことがあってたまるか!食料あるのに餓死している北朝鮮かよ!それだけ日本人は北朝鮮の首脳と同じ!野蛮で非道な奴らなんだ!この気持ちがわかるか!えぇ!」


ボクナム「わかるよ・・俺も95年に経験した。餓死の苦しみ。同胞が餓死する悔しさ。食糧があるのに餓死する怒り・・・忘れるものかよ・・」


バグ「95年の餓死??・・お前・・・ひょっとして・・」


ホワイトハッカー部門上司「おーい!さっきは!さっきは!悪かった!会社の電源が落ちてAIスキャンが使えなくなった」


ボクナム「AIスキャン?」


ホワイトハッカー部門上司「わが社の、企業秘密だ。独自の技術だ!ダークウェーブで顧客の情報が売られてないか調べるシステムだ!頼む!人手がほしい!力を貸してくれ!」


バグ「いらないって・・言ったろ」


ホワイトハッカー部門上司「あ、あれは誤解だ!そうだ!ケイサン新聞が悪い!あの反日右翼新聞がロクでもない記事を書くから!」


バグはホワイトハッカー部門上司の胸ぐらをつかんだ


バグ「自分たちが差別した責任をキチンと取れよ!言ったことには責任を取れよ!差別された側も迷惑だろうが!ニートやフリーターはいらないんだろ!ヒキコモリは雇うのはダメなんだろ!」


バグ「人が苦しんでいるときは差別して自分たちが困った時だけは助けを求めるな!この!無責任野郎が!」


バグはホワイトハッカー部門上司を突き飛ばす


ホワイトハッカー部門上司「ひぇぇ!」


バグ「ボクナム出世のチャンスだぞ!残業がんばってな・・あっ!お礼はいらないよ」


そう言ってバグは立ち去った


ボクナム「・・・・バグ・・・余計な残業を増やしやがって!!!お前も働けよ!!!ちきしょー!!!!!」


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