「Xジェンダーとして」

前の2話「悩んだこと」「不思議に思ったこと」では、私が昔から思っていたことをお話しましたが、いかがだったでしょうか?


みなさんも同じようことをお考えになったことはあったでしょうか?


ほんとに今でも謎だし、面倒だなあって思うんです笑


別に女の子が黒いランドセル背負って何がいかんのでしょうね笑


まあ、その話は置いておいて笑


本題はXジェンダーのことです。

ご存知の方はいらっしゃいますか?

(最初の方のお話でやったかもしれませんか復習に笑)

これは、トランスジェンダーや同性愛者とはまた違い、「自分は男でも女でもある」または「私は男でも女でもない」と感じている人たちのことです。


私はおそらく後者よりかな?

女としての生活はそれなりに気に入っていますし、楽しいですけど、窮屈だなって思ったり演じているところがあるのも否めません。


服装とかもそうですね。

本当はダボッとしたTシャツにジーパンとか男性っぽい格好がしたいけどこの低身長の私がやると…、だめですね。浮いちゃいますね笑


たまに、女装している男性を見かけたりしますね。

でも、彼らがトランスジェンダーとは限りません。Xジェンダーの可能性もあるわけです。ただ、自分が男性らしい格好をするのに違和感を感じているだけのかもしれません。


そういう人を見て「あ、ホモだ!」という方もいるのかもしれませんがその人はまだまだ勉強不足ですね笑


そういう人たちは自分の個性を殺さずに生活していて本当にすごいなって思います。


私は、女子高校生としてこうあるべき、っていう無言の圧力に気圧されてしまいました。

中学の頃までは服装も"女らしく"とか考えたことなかったし、考えるのが苦痛なときもありました。(ただ、女の子と出かけるときは隣を歩いて彼女が恥ずかしい思いをしないようにとめちゃくちゃ気を使いました笑 これは楽しかったです笑)


高校生になってからは、メイクも覚えたし、洋服のブランドも覚えました。

あんまり興味のないことを覚えるのは楽しいものではないけれど(もともと外見に気を使う正確ではないのだと思います笑)やってみればなかなか面白かったです。


メイク、あれはすごいですね笑

私は五分程度ですべて終わらせてしまうんですけど、友人に聞くとそんな簡単に終わらないそうです笑

奥が深いです笑


外見的なお話で一番したいのは、第二次性徴期のことですね。


私は生物学的には女性ですので、まあ体つきが柔らかくなりました。

(昔からデブではあったけれど、なんかフォルムが変わりましたよね…)

そりゃ、女の子の体は柔らかくて好きですけど、自分がそうなるのかって思うと違和感であり悲しいことでした。


だって、男性のみなさんもそうでしょう!?

いくらおっぱいが好きでも自分に付けたいとは思わないでしょう!?(思うのかな…?)

女性の皆さん!男性のたくましい筋肉、素敵ですよね!!だからって自分がマッチョになりたいと思われたことは!?(あるのかも)


ってな感じで、違和感でした。嫌でした。

昨日まで同じような体だったのに、だんだん私は男に抱かれるための体に変わって、子供を産む機能をつけて、家庭に入って、

考えるだけで億劫でした。

(だからといって男らしくなりたいと思ったこともなかったですけど)


うーん、宝石の国という漫画をご存知の方には伝わると思うのですが、私の理想の体型は彼らです笑

中性的なフォルム、いいですよね👏


うん、外見的な話と限定するとこれくらいですが、結構悩みながら生きてきました。


もともと私の性格が周りに流されやすいのもあって、周りと全然違う、自分の思うままにすることもなかったので、集団から浮いていじめられたり、みたいなことはなかったのですが、きっと世の中には自分の心に正直に生きて辛い思いをした人もたくさんいるのでしょう。


性同一性障害と思われたり、ホモやレズと思われたり。

確かに自分の性を認められない点では当てはまるかもしれませんが、どちらでもないと感じているなら、性別を押し付けられることから苦痛でしょう。


そう思うと、早く皆さんの間にSOGIという概念が根付いてほしいと思わずにいられません。

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