オッサンフェチは読むべきだ。そして異世界アンチも読むべきだ。

とにかく最後まで読んでくれ、最後まで、だ!

先に言っちゃうけどね、私ね、異世界もの好きじゃないの!(きっぱり)
だってさ、ゲームがベースになってたりするじゃん、
ゲームなんかしないの、つまんない。
レベルだとかステータスだとかそんな数字に振り回されて何が楽しいわけ?

そして、この主人公はレベル4(底辺中の底辺らしい)。
しかもおっさん(若いイケメンですらない)。
さらに無職(おいおいおい、オッサンならせめて仕事しろよ)。
一つ言うならば、東洋の大和国で何やら『武術』とやらを修めたらしい。

そんでもってここは異世界だ。
しかもゲームがベースにある。
戦闘だってターン制だ。
意味不明だよ、モモレンジャーが「いいわね、いくわよ」って言ってる間、敵がお行儀よく待っててくれるようなもんだ。そんな戦闘あるわけねえだろ!(っていつの時代の人やねん)


ここからが大切だ。目を皿にしてよーく読め!!!

そういう世界に於いて、絶対と考えられている『レベル』や『ステータス』をガン無視した展開……と言うよりは積極的にそれらに対するアンチテーゼとして書かれた物語と言っていいんじゃないかと思えるほど、この『低レベル無職のおっさん』がカッコイイ。

・・・・・・・・・・
とにかくカッコいいぞ!

もう私のつまんねえレビューなんか読んでないでとっとと本編読んだ方が早いよ、マジで。


***

あとねー、関係ないんだけどね。
梧桐作品をいろいろ読んでいる人には通じるんだけどね、他の作品で目にした事のある名前がチラホラ出てくるよ。
名前だけで同一人物ではないんだけどね。
あっちの物語はこういう役割だったけど、こっちではこういう役割っていうのを比較しながら読むという楽しみ方もできるぞ!!
他の作品も読んで、どこに誰が出てくるか探してみよう!

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