妖怪と人間の絆、そして友愛。納得の朝読小説受賞作!

妖怪が見えるため妖怪に悩まされてきた五木麻里。
あるとき妖怪に襲われたところを朝霧晴に偶然助けられ――。

主人公、相手役朝霧くん、とにかく登場人物の心情描写が丁寧で、
あれよあれよとのめり込んでしまい……半日で一気読みしてしまいました。

作者様の語彙の豊富さ、キャラクターの行動や思考への納得度合い、
展開の自然さ、なのに驚きの展開、どれも素晴らしく緻密なものでした。

妖怪の恐ろしさも半端なく……
窓を開けて眠るのはしばらく怖くなりそうなくらいリアルで質量がありました。

書籍版も楽しみにしております、改稿がんばってください!

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