『やりかったんだろう』→『やりたかったんだろう』
>小さいころから妖怪の姿に怯える私に、両親はそれを子供の空想だと思いながらも、何とか安心させてやりかったんだろう。
『どうしてで』→『どうして』
『泣いているのかに』→『泣いているのか』あるいは『泣いているのかが』
>私だって、自分がどうしてで泣いているのかにわからない。
『優しくと』→『優しく』
>朝霧君の伸ばした手が私の頭を優しくと叩いていた。
この麻里ちゃんが秘密を打ち明ける前の葛藤というか恐怖にまで、思いが至らなかった。そうですよね。
「朝霧君も妖怪見えるの? やったー♪ 仲間ナカーマ♡」
なんて、軽く話せるわけないですものね。
麻里ちゃんの人生の苦悩が絶妙に表現されています。
作者からの返信
見直したにもかかわらずこの誤字。まだまだ全然だめだと反省するばかりです。
麻里は妖怪も怖いですが、『妖怪が見える自分』を人に打ち明けるのもとても怖がっています。
ですがそれ故に、全部打ち明けて受け入れてもらえた喜びも、一層大きかったと思います(#^^#)
分かり合える人と出会えて良かった。
朝霧君の優しさが孤独や辛さを溶かしていきますね。
作者からの返信
ずっと抱えていた秘密を打ち明けられると言うのは、怖くもあると同時にとても嬉しいことだと思います。
きっと朝霧も、五木に自分の秘密を打ち明けられて嬉しかったと思います(#^^#)
幽霊が見える人はたくさんいるみたいですが、妖怪が見える人はほとんどいないから寂しかったのですね。本人は他にいないと思っていましたしね。
私は、妖怪のイメージが幽霊のイメージより怖くないのですが、ゲゲゲの鬼太郎のような漫画のせいですね。現実にはカッパを見た、という人はいたようですが。カッパは怖くない。むしろ可愛い。キャラクター漫画のせいで!
作者からの返信
秘密を打ち明けられる相手と言うのは、それだけでとても大事な存在になれるのではないかと思います。
五木の場合今まで妖怪のせいでさんざん怖い目に遭っていましたから、トラウマに近いものがあるのかもしれません。
近くに鬼太郎でもいてくれたら印象も変わったんでしょうね。
今日も帰りの電車の中で楽しませていただきました。
一気に読んでしまいます(^-^)。
朝霧君との距離が縮まってよかったですね。
お互い秘密を共有し合うようになって、五木さんの心が救われてよかったです。
土地神様にもなにやら物語がありそうですね。
目に見えない妖怪を描写するのは大きな挑戦だと思うのですが、お上手ですね。私にはできないと思いました。
続きも楽しみにしています(*´ω`*)。
作者からの返信
ありがとうございます(^^♪
土地神の出番はこれで終了ですが、仰る通り彼には彼で二人とは違う物語があるのです。ただその辺りをあまり出しすぎても本筋の話のテンポが悪くなると思い、実際に描くのはこのくらいになりました。
五木にとって朝霧は初めて出会った秘密を分かってくれる人ですから、今まで出会ったどんな人とも違う『特別』になり得る子です。実際どんな関係になっていくかは、これからの二人しだいですけどね。
無月兄様
面白くて読み進めてしまいました(#^.^#) ♥の連打お許しください。
ようやく見える人に会えましたね。
今まで言えなかった思い、同じ境遇を過ごしてきたからわかる気持ち。
これからは一人じゃないと思えて良かったです。
祠の神様。良い方でしたね(*´▽`*)
作者からの返信
一気に読んでくださってありがとうございますヽ(=´▽`=)ノ
五木は今まで危ない目にあってもそれを打ち明けることすらできませんでしたが、これからは変わってくるかもしれませんね(*´▽`*)
祠の神様。最初は危険かと思っていたら実は、という話を作りたくて出しました(#^^#)