ジャンルとタグ、みたいな

 投稿にあたっては、まずジャンルを決めなければなりません。作者にとっては、地味に頭を悩ます部分だと思いますよ。特に「ランキング」を意識する場合には。

 「カクヨム」「なろう」「マグネット!」で、ジャンル分けは異なっているので、どのジャンルを指定するのかも、迷うところです。今回は“転生ではない”異世界ものなので、「ファンタジー」にすることは決めていましたが。


 2018年6月時点での、各サイトにおけるジャンルは次の通りです。


 「カクヨム」では、「異世界ファンタジー」「現代ファンタジー」「SF」「恋愛」「ラブコメ」「現代ドラマ」「ホラー」「ミステリー」「エッセイ・ノンフィクション」「歴史・時代・伝奇」「創作論・評論」「詩・童話・その他」の12分類。


 「なろう」では、「異世界(恋愛)」「現実世界(恋愛)」「ハイファンタジー」「ロー^ファンタジー」「純文学」「ヒューマンドラマ」「歴史」「推理」「ホラー」「アクション」「コメディー」「VRゲーム」「宇宙」「空想科学」「パニック」「童話」「詩」「エッセイ」「その他」の19分類。


 「マグネット!」では、「ファンタジー」「恋愛」「ミステリー」「ホラー」「SF」「エッセイ」「歴史」「現代」「VRMMO」「その他文芸」の10分類。


 奇しくも、運営期間が長い程ジャンルが細かく分かれています。当然と言えば当然なのかもしれませんが。


 個人的にジャンル分けは、作者のためではなく読者が小説を探すための目安でしかないと思っています。複数のジャンルに跨ぐ作品も多いでしょうから。

 そうした作者の思い、みたいなところを汲み取るのが、「タグ」だと思います。タグにキーワードを指定しておけば、タグ検索で見つけてもらえる機会が増えるでしょう。


「カクヨム」では、最大20文字、8個まで。

「なろう」では、タグを「キーワード」と読んでいて、最大10文字、15個まで。その他に、運営側が設定した「おすすめキーワード」を設定することもできます。

「マグネット!」では、最大10文字、4個まで。その他に「公式タグ」を指定できます。


 タグ(キーワード)をたくさん登録すれば、検索には引っかかり易くなりますが、内容に沿ったものでないと、読者から呆れられます。

 「マグネット!」は、公式タグは豊富に用意されていますが、流行はやりから離れた作品だと選択肢が少なくなってしまいます。なので、作者が好きに指定できるタグが4個というのは少ないなという気がします。


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