最後まで優しくて哀しくて、本当に素敵なお話でした。
木葉が消えちゃう……と思いながら、でも、いつも通りにからかい合う2人が楽しくも切なかったです。
目に溜まっていた涙が、木葉の「ありがとう」という言葉でこぼれました。
でも、木葉の「志保が普段どんな景色を見てるか知りたかった」という言葉で、木葉は消えるわけじゃなくて、見えなくなるだけなんだ、と思い出して、ホッとしたりもしました。
志保には木葉が見えなくなるけれど、木葉は志保と我が子を見守っている。そして、2人は同じ景色を見ながら、歳を重ねていくんでしょうね。
心が温かくなる、素敵な時間をありがとうございました。
作者からの返信
元々は他の話のスピンオフで書き始めた本作ですが、志保と木葉の存在が自分の中で思った以上に大きくなっていって、いつの間にか本編以上に気に入った作品になっていました。
ですからこうして最後まで読んでいただいて、温かい言葉を頂いて、とても嬉しいです。本当にありがとうございます。
そうか、この時にはもう二人の結晶が……。
そして、この時にはもう別れの予感が……。
最高の文化祭でしたよ!
二人の心にずっと残る、大切な思い出です!!
…………エプロン姿、せっかくなんだからちゃんと見せてあげたら良かったのに(*`・з・)
作者からの返信
別れが迫っていて、ですが悩んだり嘆いたりする時期はとっくに終わって、そんな二人だからこそ全力で楽しんでいました。
エプロン姿ですか。それではこの後の二人のやり取りを。
志保(木葉、私のエプロン姿見たがってたな。恥ずかしいからできれば見せたくないけど、木葉がどうしてもって言うなら……)
木葉「何ブツブツ言ってるの?もしかしてエプロンを着る気になったとか?」
志保「そ、そんなわけないでしょ!」
木葉の余計な一言のせいで無理でした。
改めてこの二人は大きな決断をしてそれに踏み切ったのだなと感慨深かったです。本編の最後の方でそんなの無謀だよ!親の視点で心配でしょうがない、みたいなコメントしたのを覚えています。
ハートもコメントも全て消えてしまったのが残念ですけれど、作品自体はこうしてただ場所を移動しただけですものね。
作者からの返信
二人の決断、本人達はいいかもしれませんが、親にしてみれば何と思ったことか。
元々『妖しいクラスメイト』にて考えなしに若いうちに晴を産んだと発言させてしまったのが原因です。とは言えそれが無ければこの二人の物語は生まれなかったかもしれませんが。
移動に伴いハートもコメントもなくなってしまい、本当に申し訳ありません。
ふたりで机に突っ伏して会話、よいものですな。
顔を見ないほうが言えることもあります。
作者からの返信
賑やかな文化祭の裏で、静かに会話する二人でした。
顔を見ない分、声がしっかりと相手の心に届きそうです(*´▽`*)