雨空


頬をつたう雨粒に目から流れる涙が溶け込む


体を打つような雨に濡れても何も感じなくて


あなたと一緒に私の心もどこか遠くに行って


しまえば楽なのにさようならという言葉さえ


言えなかったそんな恋の終わりに空を眺める


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