横浜中華街には焼売以外の何かが隠されている。

深酒した翌朝、髪の毛に消ゴムかすやカキピーのピーが入り込んでいたら、それはあなたを監視するチャイニーズマフィアの悪戯かもしれない。

この小説は現代の日本を舞台にしていますが、近未来物SF的な雰囲気の中、主人公ヒロユキとともに「蝶の目」の謎を解く旅に連れていってくれます。

横浜の下町に棲息するアンダーグラウンドな人々の描写がリアルで秀逸。

スピーディーな展開に引っ張り回された後の以外な結末を楽しんでください。

その他のおすすめレビュー

楠木 斉雄さんの他のおすすめレビュー334