第7話 入塔

いよいよアウスは塔の見える所まで来ました。屈強な門番達が塔の入り口を守っています。アウスが塔の入り口まで近づくと門番が言いました。

「ここを通すことはできない。」

アウスは答えました。

「どうしても通していただきたいのです。」

するとアウスの胸元の首飾りから赤く眩い光が広がりました。門番は答えました。

「どうぞお通りください。」

エロスに貸してもらった愛の首飾りのおかげで、道行く人々がアウスを助けてくれました。そしていよいよゼウスの居る神の間へとたどり着きました。

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