第17話 体があつぃ……助けて……

「りゅぅ……」

 ユウがトロリとした目で俺に近づいてくる。顔も赤く、少し息も荒い。

「平気か?」

「体があつぃ……助けて……」

 おデコを触ると熱く、横に寝かせて俺の服を掛ける。多分疲れと少しの肌寒さのせいだ。

「どうしよ、薬なんて……」

「てぇ、握って……」

 俺は友の横に座り頬にそっとキスをした。

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