7月28日 土曜日 椅子


 こんばんは。蒼山です。

 本日は嵐の『迷宮ラブソング』を聴きながら執筆しています。相葉くんの声が好きです。ジャニーズの各グループの推しを羅列しようかと思ったのですが、それだけで終わってしまいそうなのでやめておきます。機会があればそのうち。


 さて、今日のテーマは『椅子』です。

 デスクワークにとって椅子ってめちゃくちゃ重要らしいですね。足腰的な問題で。私は高校生のときに買ったパソコンラックの椅子をそのまま使っています。たまにバランスボールも使ってます。(6月21日の話を参照)


 私もすっかり超絶人気Web作家(笑)(笑)(笑)になってしまったので、そろそろ新しい椅子がほしいなぁと思ってます。どこかの偉い人が「小説家になるためには、まず良い椅子を買え」って言ってました。あれ、小説家じゃなくて漫画家でしたっけ?


 とにかく、長時間座って作業する人は良い椅子じゃないと体壊すよってことですね。ん? 私は集中力がすぐ切れて長時間座っていられないので、良い椅子いらなくない? そんなんだから書くの遅いんですよね。反省。


 あ‼ じゃあ逆に良い椅子を買えばずっと座ってられるのでは? 集中力がないのをさらっと今使ってる椅子のせいにしようとしてる悪い美少女は私です。ごめんなさい。


 では早速、新しい椅子について考えてみましょう。

 まずは当然座り心地。長時間座っていても疲れないものがいいですね。足も伸ばせるのが理想。歯医者さんの椅子みたいなやつ。歯医者さんは痛いので基本的に苦手ですが、あの椅子だけは好きです。


 背もたれも頭まであるやつがいいです。ひじ掛けもつけましょう。もちろんリクライニング機能も。あ、これ無理な体勢を取らずに寝れる椅子だ。素晴らしい……。


 これだけあれば十分なんですけど、ただの良い椅子になってしまうので、もう少し面白くしてみたいと思います。


 案① 喋る椅子。

 私には友達がいません。彼氏もいません。旦那もいません。話し相手がいません。孤独です。なので、椅子が喋ってくれるととても楽しいんじゃないかなと思いました。以下、お仕事から帰って来て椅子に座った皆水と椅子の会話になります。


「ああ、皆水。今日も綺麗だね」

「うん。なんたって美少女作家だからね」

「ふふふ。皆水の作品は世界中の人々に幸せを与えているよ。とても素敵だ」


「そうね。でも、それはあなたのおかげでもあるのよ。あなたの座り心地が最高だから、私は素敵な物語が紡げるの」

「あはは。今日はなんだかいつも以上に可愛いね。でも、皆水の活躍が僕のおかげだなんて、椅子冥利に尽きるよ」


「そうでしょう。私の椅子であることを誇りに思いなさい。ってことで――これからも私の椅子でいてくれる?」

 皆水の綺麗な形をした瞳から、一筋の涙がこぼれた。

「どうしたんだい、皆水。そんなの当たり前じゃないか!」


 椅子は、このときはまだ知らなかった。そう遠くない皆水の未来に、残酷な運命が待ち受けていることを。


 この文章を真顔で打ってる自分を客観的に観てなんか楽しくなってきました。書籍化したらタイトルは『イッスーさん』にしようと思います。

 あと『皆水の未来』って語感良くないですか? 細田守監督辺りが映画にしてそう!


 案② 空を飛ぶ。

 椅子ってだいたい高さの調節ができるじゃないですか。なら思いっきり高くして宇宙まで行っちゃう? むしろ空飛んじゃう? みたいな感じでジェットエンジン搭載です。YHEA!!


 ひじを置く部分にレバー的なやつがついてて操作できます。宇宙に行く設定なので、もちろん酸素ボンベが背もたれについてます。たまに宇宙で、椅子に乗った海賊に出会います。そして実は私も海賊。そう、バトルが発生するわけですね!


 椅子の脚に装填された小型ミサイルや、座る部分の下に収納されている刀を使って攻撃します。先に相手の椅子を壊した方が勝ち。負けた方は宇宙ゴミになります。スペース椅子バトル小説。もう何が何だかわかりません。没。


 ③ 家。

 椅子が家。椅子に住む。椅子と家との境界線を――跡形もなく私は破壊する。そのために生まれてきたと言っても過言ではないのだろう。なぜなら私は、誰もがうらやむ絶世の美少女なのだから――。


 椅子に機能を大量に付ければもはやそれだけで生活できるのでは? というアイデアです。たまにTwitterとかで、こんな椅子がほしい! ってイラスト回ってくるやつ。


 モニターとかコーヒーメーカーとかパソコンとかスピーカーとか。全部ついてるの。トイレも食事もお風呂もなんかすごい技術でどうにかなる。結婚もできる(最重要)! 一生座ったまま生きていける。そんな椅子が私はほしい。


 ふぅ。これ以上は妄想力が足りないぜ……。今日はここまでにしといてやる。

 ではまた来週! おやすみなさい!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る