6月9日 土曜日 カラオケ


 こんばんは。蒼山皆水です。このエッセイ、一週間以上続いてる! 想定外! すごい! 継続は力なり!


 今回のテーマは『カラオケ』です。

 カラオケ大好き! でも歌は下手。そんな私はカラオケについて、主張したいことがあります。


 歌上手いのに「え~、わたし歌下手だよぉ~」って言うのを止めろ!

 これはなぜか。歌が下手な人が大変つらいからです。


 私の観測範囲では、歌上手い人ってだいたい「歌下手だよぉ~」って言うんですね。で、それがどんな悲劇を引き起こすか。今からご説明します。


 複数人の歌の上手い人が「歌下手だよぉ~」って言うとするじゃないですか。でも実際は上手い。そうなると『歌が下手だと自称する人は本当は歌が上手い』という共通認識が生まれます。


 歌が下手な人が「歌下手だよぉ~」と、本当のことを宣告したにもかかわらず、周りは上手い歌を期待してしまいます。そして、披露された歌と期待されていた歌のギャップが微妙な空気を作るのです。誰も得をしない。


 じゃあ歌が下手な人はどう言えばいいか。「歌下手だよぉ~」と言っても信じてもらえない。「歌上手いよぉ~」なんて言っても(そうか上手いんだな)と思われてしまう。かと言って「歌が超絶下手だよぉ~」というのもいかがなものか。


 私は「大脳の先天的音楽機能不全なんです」って言うようにしてます。大脳の先天的音楽機能不全というのは、音痴の正式名称です。


 まあつまり歌の上手い人が「歌下手だよぉ~」って言うと『歌が下手』のハードルが上がってしまうんです。

 歌が上手いフレンズのみんな! もっと! 自分を! 客観視してくれ! 自信を持て! あなたは! 歌が! 上手い!


 というわけで歌が上手い人は「私の歌を聴くんなら金を払え。話はそれからだ」くらいに言って欲しい!


 ちなみに、歌が上手い人とカラオケ行くのは大好きです。自分が歌うときになると申し訳なくなりますが……。


 ふぅ。これで今日書きたかったことの10割は書けました。満足。

 ここからは誰も得しないであろう情報を載せます。私がカラオケでよく歌う曲です。


 T.M.Revolutionさんの『HOT LIMIT』『WHITE BREATH』

 カラオケでは定番の曲たち。歌ってて気持ちいいんですよね。

 この前『HOT LIMIT』を歌ったら褒められたのは嬉しかった。


 CHiCO with HoneyWorksさんの『アイのシナリオ』

 カッコいい。私もカッコよく歌いたい。


 B'zさんの『愛のバクダン』

 これも歌ってて気持ちいい。愛のバクダン落としたい。


 Aqua Timezさんの『シャボン玉Days』

 シングル曲とかではないんですけど、すごく良い曲なので聴いてください。歌詞も胸に染み渡るし、メロディもキャッチーです。何より歌いやすい。布教活動。


 中島美嘉さんの『ORION』『雪の華』

 ホント綺麗な声ですよね。憧れます……。


 Superflyさんの『愛をこめて花束を』

 名曲。色を羅列してる英語の部分が難しい。あと高い。何回も歌ってはいるんですけど、まだ完全に歌えてない。悔しい!


 ももいろクローバーZさんの『MOON PRIDE』

 カッコ可愛い! セーラームーンのやつです。セーラームーンは全然わからないんですけど、この曲はすごく好き。


 よく歌うのはこんなところです。もっと上手く歌えるようになりたいし、レパートリーも増やしたいですね……。


 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私はよくヒトカラに行きます。

 自由に歌えるし、安い料金でドリンクバーもついてるし、ストレス解消にもなるしでいいことずくめです。最大の理由は友達がいないからなんですけどね。


 デンモクの履歴って見るの楽しくないですか? 前の人が何歌ったのかを見ることができます。


 演歌が多めに入ってると、あ~、年配の方だったんだな~、とか。EXILEやTWICEが入ってると、イケイケ系の若者たちっぽいな、とか。男女の曲が交互に入ってると、カップルか……爆発しろ! と心の中で呪いつつB'zさんの『愛のバクダン』を即座に入れます。


 たまに同じ曲を何曲も入れてる方とか、同じアーティストをずっと歌ってる方とかもいて面白いですよね。


 そんなどうでもいいことを書いていたら、カラオケをテーマに何か小説を書いてみたい……という思いが湧き上がってきました

 カラオケといえば密室。密室といえば殺人。私のミステリー好きな部分が雄叫びを上げています。


 まずはミステリー的な密室状態にしなくてはいけません。物理的な手を加えて内側からしか開かないようにします。店員の証言や監視カメラの映像から、衆人環視の密室にしてもいいですよね。


 死因はどうしましょうか。毒がいいかなと思ったのですが、密室の効果が薄くなってしまいそうです。ここはやはり刺殺がベターな気がします。いや、マイクで撲殺も捨て難い……。


 問題は殺害方法です。刺殺や撲殺の場合、どのように密室を通り抜けたかですよね。店員の発言に叙述トリックを仕掛けるというのも一つの案です。「この通路を通ったはいないですね」と、こんな風に。店員の一人が犯人のパターンです。


 部屋の内部にいる被害者に間接的に攻撃を加える物理トリックもいいですね。方法は思いつきません。歌ってるうちに暑くなってきて、エアコンを起動すると罠が作動して死ぬ……うーん、没。


 あとは手がかりの設定。探偵がどのように謎を解いていくか。凶器の行方や店員の証言、監視カメラの映像。ここは矛盾がないように慎重に書かなくてはなりません。カラオケの履歴でダイイングメッセージなんてのも面白いですね。


 ここまで妄想したところで満足しました。いつかいいアイデアが浮かんだら書くかもしれません。


 それでは今日はこの辺で。おやすみなさい。

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