我等、世界を支配せし四大魔王!!

敷金

第1話 四大魔王の“宴”

この世界は、危機に瀕していた。

強大な力を持つ四人の魔王が、それぞれ世界を四分し、支配しているからだ。


氷と冷気を操り、数多くの都市や人々を氷付けにした「北の魔王エグソダス」。


嵐と雷の力を持ち、災害や超自然を操って多くの国を滅ぼした「西の魔王ダランティア」


暴風を操り、あらゆるものをなぎ払う“鳥獣の神”「南の大魔王ボルケイノ」。


そして、大地とマグマを支配する力を持ち、その怒りで大陸をも沈めんとする最強最悪の魔王「東の破壊王ガランディ」。



時は、12月――冬も益々迫り、寒さも本格的になってきた。




ここは、東の某島国ジャパネイラ。

その主要都市・トキラの中心地には、広大な歓楽街が存在する。


その一角にある、もう二十年以上も営業している老舗の酒場に、黒いマントを羽織った長身の男が、ふらりと入り込んだ。


店員「いらっしゃいませー、お一人ですか?」


?「あ、いえ、待ち合わせでして。七時から四人で……」


店員「ああ、我蘭亭様の? お待ちしておりましたー」


店員に案内され、黒いマントの男は、のれんで仕切られた半個室に導かれた。

そこでは、ちょっと狭い空間に、ワニと岩石の塊……そして鶏が一羽、座り込んでいた。


?「ごめーん、遅くなっちまった!」


岩「いよっ、待ってました! エグちゃん♪」


鰐「どうしたん? 帰省ラッシュ巻き込まれた感じ?」


?「そうなんよ、今年はいつもより早めに始まっちゃったみたいでさ」


鶏「まぁいいじゃんいいじゃん、座りなよ北の!

 んで、最初はビールでいいん?」


?「ああ、そうしよっかな。すみませーん、中生一つお願いしまーす」


黒いマントの男は、狭い空間で起用にマントを脱ぐと、丁寧に畳んで荷物入れの籠の中に収めた。


鶏「相変わらず、北のは几帳面なんね?」


?「いやーそうでもないよ? 側近に、いつも脱ぎ散らかすなって

 怒られてばっかだからさぁ」


鰐「ああわかるわかる、お前んとこの妖魔のバーさんだろ? 細かいんだよなぁ」


岩「でも俺達も、あの婆さんにはガキの頃世話になったもんだしな。

 まだお元気なの?」


?「うん、まだまだ元気。あれじゃあと千年は余裕で生きるわ」


鰐岩鶏「「「 すっげぇ~!! 」」」


そんなこんなしているうちに、店員が、生ビールのジョッキを運んできた。


鶏「よっしゃあ、待ってました♪」


鰐「俺さ、この一杯のためにさ、さっきサウナまで入って汗流してきたんよね♪」


岩「おい爬虫類! 無理すんな!」


鶏「ゲラゲラゲラ」


?「ねぇ、そろっと乾杯、いかね?」


岩「おっとそうだった! 幹事なのにうっかりしてたわ。

 それじゃあ、今年も皆さん、お疲れっしたー!」


?鰐岩「「「 かんぱーい!!! 」」」


四つのジョッキが空中で激しくキスを交わし、軽やかな音色を奏でる。

黒マントの男は、今まで被っていたインナーのフードを脱ぎ、悪魔の頭を露出させた。


魔「ぐびぐび……ぷっはぁ♪ やべぇ、俺、この一杯のために魔王やってたわ!」


岩「うっわ、北ちゃん、イッキかよ!」


鰐「あー、俺もわかるわその気持ち!

 飲んだ瞬間一瞬体温がガクンと下がるのがいいんだよね」


鶏「おい爬虫類! 頼むから身体いたわれよ!」


岩「いいじゃんいいじゃん、年一回こっきりの忘年会なんだしさ」


鶏「んまぁ、そういう俺も、この一杯のために先週から水分絶ってたんだけどな!」


魔鰐岩「「「 加減しろ莫迦ぁ! 」」」



そう、これは、世界を支配する四大魔王の“忘年会”と呼ばれる、恐怖の宴なのだ。

今年で56回目を数える、年末の恒例行事。

今回は、幹事を担当する東の破壊王ガランディ(岩の巨人)が、食べログで見つけて自ら下調べをした、お勧めの居酒屋を利用していた。

勿論、支払いはカード一括払いである。

魔王様なのだから、当然なのである。


最初の十数回は、それぞれの魔王の城内の食堂で、大々的に宴を催していたのだが、盛り上がりに欠けるという意見が上がり、見直しが図られた。


せっかくだから人間の世界の美味いものを飲み食いして楽しもうという意見が出て、それ以降、このような形式でやるようになったのだ。

毎年、北→東→南→西と時計回りに幹事を担当し、今年は東の順番になった。


岩「――んでさ、この店ってさ、店長がえらい目利きでね。

 特に野菜と魚のいいのが良く入るんだわ」


鶏「おっほ♪ それは嬉しいじゃないの!

 東の、いい店探してくれたねえホント♪」


鰐「どうでもいいけどさ、つまみ早く注文しねぇ?」


魔「あ、だったらさ、さっきメモ帳買って来たからさ。

 ここに注文する奴書き込んで、店員さんに渡そうよ」


岩「エグちゃん、北の魔王らしからぬ気遣いの人だねぇ」


魔「え~だってさ、店員さん俺ら見てビビるかもしれないじゃん?

 それで注文ミスられても困るし」


鰐「そこは魔王らしくさぁ、“間違えたらこの街もろとも、お前を消滅させてくれる!”とか決めようよ」


鶏「またまた、本気でそんな事思ってないくせに!」


魔「え~、枝豆一皿ド忘れで都市を消滅させるなんて、無駄に疲れるだけじゃん」


鰐「そういやそうだな」


岩「あ、すいませぇ~ん、注文お願いしまーす」


魔「あ、ごめんガランティ君。中生もう一杯頼んで!」


鰐「あ、俺も俺も。都合二杯ね~☆」



大魔王達は、いずれも絶大な魔力を秘めており、その気になれば広大な大陸でも瞬時に焦土と化してしまえるほどである。


そんな強大な存在が、四人も、一箇所に集っているのだ。

しかも、醜悪な魔物の本性を曝け出しながら。


伝承によれば、魔王の姿を直視した普通の人間は、即座に死んでしまったり、発狂したり、石になってしまうと云われている。


恐るべき魔王達の宴は、徐々に盛り上がりを見せつつあった。

歓楽街の居酒屋の半個室で。



店員1「おまたせしました~。中生二杯ですー」


店員2「お待たせしましたぁ、枝豆二皿に、京風卵焼き、串盛り合わせ、

 鶏の唐揚げ、それと今日のオススメの、お刺身船盛りになりまぁす!」


岩「うっほぉ♪ 来た来た来たぁ!」


鰐「わあぁ、ナニこれ! すっげぇ美味そう!」


魔「早速頂きます!

 ……もぐもぐ……あれ? もしかしてこれ、のどぐろ?」


岩「さすがグルメのエグちゃん! 一発で当てたね」


魔「いやさ、俺、のどぐろ大好きなんよ」


鰐「このわさびも本物のだね。チューブのじゃないや」


岩「なぁダラちゃん、知ってるか?

 あのチューブのわさび、実は大根なんだぜぇ」


鰐「えっ! マジで?」


魔「何それ初耳! おのれ人間共、この魔王をたばかりおったか♪」


鶏「あ~、それこの前バラエティ番組でやってたね。俺も観たわ」


鰐「ガ~ン、ショック。

 じゃあ冷蔵庫に三本貯まってる奴、どうしよう」


岩「いや、それはそれで食えよ普通に」


魔「しかし、人間の技術も大したものだねぇ。

 人間に擬態出来る魔物作るより激しいわ」


岩「エグちゃん、それは比べるもんじゃないと思うわ俺」


鶏「コケ~っ! この串うめぇ! 特に鶏腿肉最高!!」


鰐「ねぇ、やっぱりここ、突っ込むべき?」


岩「毎年恒例のお約束だからねぇ。

 ――おいボルちゃん、それ共食いじゃね?(棒」


鶏「いや俺こんな姿だけどさ、本当はウマヅラハギの化身だし」


魔「ウマヅラハギ! 去年はダイオウグソクムシだったのに!」


鶏「今年はぐっとリーズナブルにしてみました」


魔「リーズナブルって、ナニ?!」


岩「でも確かに、この串うめぇや!」


鰐「はぁい♪ 今串から抜きますからぁ、みんな食べてねぇ~♪」


鶏「やめい! その、あたし世話焼き女史ですぅ☆みたいなん、やめい!」


鰐「ああこれね、うちとこのお局サキュバスが、飲み会で毎回やるんだわ。

 だからついカッとなって」


鶏「ええっ、あのお固そうな、秘書っぽい娘だよね? そうなんか!」


魔「よし、じゃあ俺、唐揚げにレモンかけておくわ」


岩「それやめて! 俺、口内炎出来てるから、レモンしみるんだわ」


鰐「そっちかよ!」


鶏「岩の塊のくせに、随分器用なことしてんなぁ、東の!」


さすがは四大魔王、贅の限りを尽くした晩餐をいともたやすく平らげ、大量の酒を流し込んでいく。

宴は最高潮に達し、話題も、魔王らしきものへと移り変わっていく……



岩「――んでさ、そっちの状況どうよ?」


鶏「それってもしかして、勇者共の絡み?」


岩「そうそう! なんかホラ、最近第何次RPGブームっての?

 ああいうのの影響でさ、そういう手合いが増えてるらしいんよ」


魔「こまったブームだねぃ、二十年前の時もさ、アレ凄かったじゃん」


鶏「俺、わざわざ地下迷宮七つも作らされたんだぜ? あの時よぉ」


鰐「南さん、頑張り過ぎだろそれは!」


鶏「確かにそうだった……

 なぁ知ってる? 最近って耐震構造基準がどうのとかでさ、昔ならではの石材とか柱とか使えないんだぜ?」


岩「うっげ、マジかよ! うちの執事、全然そんな事言ってなかったのに」


魔「それとさ、ホラ、魔物自動召還サークルな」


鶏「アレ、マジでムカツクよなー!」


鰐「ちょっとちょっと二人とも、どういう事なん?」


魔「ほら、大平洋の向こう側の大陸――

 アリャメイカにある、敷島魔法陣株式会社」


鰐「ああ、魔物召還魔法陣の有名な老舗だぁね」


岩「でもなんで和名なんだろうね、あそこの会社。

 んで、それがどうした?」


鶏「今まで百年間も、大ウソの仕様報告書で商品通してたんだよ」


鰐「えっ?! ちょ……!」


魔「なんか材料に使われてる黒イモリが、実はヤモリだったつってな。

 魔法陣の耐久年数が、実際のスペックより80年くらい短いんだって」


鰐「なぁにぃぃぃぃ?!」


岩「おいおい、うちにまだ未使用な奴が七十個はあるぞ?」


魔「うっわ、ダランティア君終わったわそれ」


鶏「今はまだ一部の魔王しか知らない情報だからさ。

 報道される前に、ヤ○オクに出しちゃえよ。

 駆け出しの魔王が買うかもよ?」


岩「倉庫に六十年ほったらかしになってる奴なんだけど、イケるかな」


魔・鶏・鰐「「「とっとと棄てろよ!」」」




店員「すみませーん、そろそろお時間となりますので……」


酔いが程好く回り、日々の仕事の愚痴が更なる盛り上がりを見せ始めた頃、大胆にも、魔王達の宴に制止をかける、命知らずが現れた。


岩「あ、はーい。じゃあお会計お願いしますね。カードで~」


店「畏まりました~。あ、こちら温かいお茶になりますので、どうぞ」


鶏「ふむ、なかなか気が利いておるではないか、ヒック」


魔「なぁ、今の店員……む、胸、結構あったよね? ね?」


鰐「う、うん、同じ事思った! Gは余裕であったろアレ」


魔「ば、バイトフケるの何時か、聞いてこようかな」


岩「お~い、バカな事やってないで、ホレ、先に上着上着」


鰐「はーいはーい質問! 幹事さーん、二次会どうする?」


鶏「キ○ンシティで軽く入れて、後はパ○ラで朝までカラオケコースですかぁ?」


魔「うえ、またアニソン縛りですかぁ? しょうがないなぁ」


鰐「そういいながら、北さん、めっちゃ乗り気でしょうが」


鶏「アニソンCD関係15000枚所持は伊達じゃないね」


岩「――ああ、お待ちどう。

 あ、お会計で飴玉貰ったから配布ね」


鶏「コケーッ! 嬉しいけど、クチバシだから上手く舐められない!」


鰐「さっき器用に焼き鳥食べてた口が、よういうわ」


岩「あー、んでね、実は二次会の方も、押さえてるんだわ。

 皆、まだ飲めるっしょ?」


魔「そりゃあまあ、仮にも魔王ですから~!」


鶏「あと10ガロンくらいだったら、なんとか」


鰐「我らの肝臓を、人間レベルと一緒にされては困りますなガハハて感じだね!」


鶏「二次会の詳細キボン」


岩「いや~実はさ、別のグループが近くで忘年会やってるんだわ。

 だから、いっその事合流しちゃおうかなって、向こうの幹事と話を合わせたんだよ」


鶏「へぇ! 別の……グループ?

 って、スマホで連絡し合ってたの? いつの間に?!」


魔「お、女の子、いる?」


岩「居ますいます。結構な人数いるよ」


鰐「可愛い子居る? おっぱいデカい娘居る?

 男の娘とかいうオチだったら、黄金街に硫酸吐き散らして帰るぞ俺」


岩「まさかまさか♪ つうか、皆も良く知ってるカワイコチャンだらけだぞ」


鶏「死語! 死語来ました!

 聴くの何十年ぶりだろうね、カワイコチャン!」


鰐「えっ、カワイコチャンダメなん?」


魔(い、言わんで良かった……剣呑剣呑)


岩「いいから! ホレホレ二次会いくぞ! 今日は始発覚悟なー」


魔「何の始発なんだろうね、いっつも思うけど」


鶏「つうか、魔王なのに始発で切符買って魔城まで帰るんかい!

 しみったれてんな最近の魔王共は!」


鰐「そういう南さんは、今回どうなんよ?」


鶏「俺? オレはその……そこのカプセルホテルでさ」


魔「カプセルに入るのかよその身体! つか、大浴場溢れるだろ!」


鰐「俺、N○ビルの地下駐車場に停めて来た~」


鶏「お前こそ、運転手くらいつけろよ!

 まだ乗ってるのか? あの中古のセルボ」


鰐「いいじゃん、気に入ってるんだからさ~。

 車検一年ごとできついけど」



四大魔王は、何やら恐るべき謀を呟きながら、歓楽街を練り歩く。

そのあまりの迫力に、通行人達は無言で道を譲る。

周囲には、ドス黒い瘴気すら漂っているようですらある。


岩「あいー、着いたよ。ココね♪」


“東の破壊王ガランディ”が指差したのは、地下へと続く階段であった。

ぼんやりとした頼りない照明に照らされる、石造りの階段。

それは、古よりの地下迷宮の入り口なのだろうか――


そして、閉ざされた地下空間で、魔王達を迎えたのは……


?「魔王エグソダス! 覚悟しろーっ!!」


?「西の魔王ダランティア!! 今日でお前の支配も終わりだぁ!!」


?「大魔王暴龍鶏王!! 今度こそ!! 貴様を倒してやる!」


?「あ、ど~もぉガランディさん! 皆待ってましたよ~♪」


魔・鰐・鶏「「「 え? え? えぇぇぇっ?! 」」」


四大魔王の前に立ち塞がったのは、なんと、彼らと敵対し、彼らを討たんと目論む“勇者とその仲間達”であった。


四つのパーティの合計は、勇者を含めて総勢16人!

しかも、全員選りすぐりの美少女ばかり。


魔王を含めたら計20人という大所帯(?)のためか、本日この“地下迷宮”は貸切のようである。


魔「うっほ! 女勇者アレイヌちゃんじゃん! 相変わらず乳でかいね~♪」


アレイヌ「んもぅ♪ 久々に逢ったのに、いきなりセクハラぁ?」


魔「ウヒヒ♪ 勘弁してよ、もうオッサンだからさぁ~俺達」


鰐「えっと、確か三ヶ月前くらいに、うちの魔城で迷子になってた娘達……だよな?」


女勇者A「わぁ♪ 覚えてくれてたんですね☆ 嬉しい!」


鰐「そりゃまあ、俺達の命狙って侵攻して来てる人達だもんね」


鶏「コケ~っ!! こりゃあ驚いた! トンだサプライズだわさ!!」


岩「つうわけだ。まあ忘年会だし、たまにはこういうのもいいんじゃないかって」


魔「いや、参った。これはさすがに読めなかった。

 やっぱりガランディ君の幹事が一番冴えてるね!」


鰐「こりゃあ、来年も是非頼みますだわ」


鶏「あのさ、俺達を一網打尽にしようとか、こっそり毒盛ってるとか、ないよね?」


女勇者B「そんな事やったら、このお店営業停止ジャン!

 もう、疑り深いんだからぁ、ボルちゃんったら☆」ギュ~ッ


鶏「コケ~っ!! と、トサカに! 巨乳の感触がぁっ♪」


魔「うっわ! ずっけぇ!」


鶏「何故そこで突然方言?」


鰐「ところでさ、前からずっと不思議だったんだけど。

 君らって、なんで全員女なん?」


女勇者A「だって、最近の流行りですもの。

 用心棒も傭兵も戦艦も戦闘機も、みんな女の子ってのが主流ですよ?」


鶏「せ、戦艦……? 戦闘機?!」


女勇者B「今時、男キャラなんかいたら、誰もプレイしてくれませんよ~?」


女勇者C「そうそう! 男メンバーがいても男の娘だったり!

 あと一応いるんだけど、画面に一切出てこなかったりね」


鰐「プレイ? 画面? おじさんよくわかんな~い♪」


アレイヌ「は~い、それじゃあ皆さん。グラス持ってね。

 ――今年も色々お世話になりました、来年もよろしく~!!」


皆「「「「「 カンパ~~イ!! 」」」」」


20のジョッキやグラスが、一斉に甲高い悲鳴を上げる。

勇者と魔王達の限りなく癒着めいた宴は、今ここから始まるのである。



師走の東の某島国ジャパネイラ主要都市トキラの夜は、まだまだ続く――



多分、始発来るまで。





四大魔王の“宴” 完

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