18.8月17日

正則「源田さーん、起きてくださーい」

僕「ん……?まだ明け方……」

 と言いつつ、みんなもうとっくに起きていたらしいので素早く起き上がった。

 テントから出ると、みんなテントから近くにある丘に立っている。僕と正則も立つ。

僕「うわ……、きれい……」

 この丘は少し小高くなっているので村が一望できた。

 丘の向こう側に空南山があるため、朝日がとても綺麗だ。

僕「光、誕生日おめでとう」

光「あ、ありがとう!」

 急に開かれたキャンプは光のためだったんだから。

央里「おし!じゃあ片付けっかぁ!」

皆「ええー!」

央里「ええー!じゃねぇ!」

 清々しい空気の中、僕らのキャンプは無事に終わった。

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