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2019年2月5日 23:14 編集済
『その霧を何か、得体の知れない』要点は『霧を』の後の方がいいでしょう。文章の後半に『霧を』が再び表記されているので後の方は必要ありません。『そんな疑問の末、やっと出た言葉。』これはない方がいいです。『そんな彼はギョロり』『ギョロリ』ですね。『そんな彼はギョロりと緋色の瞳を座り込むアンナへと落とした。』→『そんな彼は緋色の瞳を座り込むアンナへギョロリと落とした。』どちらにしろ、あまりピンとくる文章ではないので、一度見直した方がいいかもしれません。『飛び起きて、しかし、踏み出すこと』いいのですが『飛び起きるも、踏み出すこと』の方がよくないですか?『堕天。その言葉の意味を聖書から抜き取れば、天使の堕落を意味する。』そこまで説明しなくともいいと思いますよ。『堕天。それは、天使の堕落を意味する。』『速度を以て、水平に薙ぎ払われた。』読点はいりません。『まるで凍てついているよう。』→『まるで凍てついているように。』『超然とした態度だった彼はここにきて』男二人の戦闘において『彼』の使い場所に気をつけましょう。どちらかわかりません。や、わかりますが、混乱します。この後にも出てきますが。『そのままぐるりと体を捻り、甘粕は背後から斬りつける。』何を? となります。ここは省略しすぎ。『現人神の膂力りょりょくを以って投げ飛ばす事で撃ち落とす。』ここも省略しすぎ。『金属の塊を撃ち落とす』または『それを撃ち落とす』です。『同時に金属の塊が放たれる。~~個人で振える力ではなかった。』情景が不明瞭なのですが、悠雅の放った金属塊を甘粕が撃ち落として、それが爆発したみなたいな感じでいいのでしょうか?『液体が零れ落ちる音。それでいて、粘性を帯びた重さのある音。』これは『ぼたり』に対する説明になっています? 説明ではなく描写の方がいいです。『粘性を帯びた液体が零れ落ちる。』『死んでしまう。そう思い、アンナは踏み出そうとする。熱風の中に渦巻く、出鱈目に飛び交う殺気に思わず凍り付きそうになる足を彼女は強引に動かす。』『熱風の中に渦巻く』『出鱈目に飛び交う』同系統の修飾語を並べると、何を言っているのかわからなくなります。一つの文章として成立させてみてはどうでしょうか? 『熱風の中に渦巻きながらも出鱈目に飛び交う殺気に』みたいな感じで。『瞬間、声が落ちてきた。』→『瞬間、声が落ちてくる。』『老爺が文字通り落下する。』→『老爺が落下してくる。』『文字通り』どこの文字通りなのでしょうか? なくていいと思いますよ。『時が止まったとさえ思えるほどの静寂が訪れ、呼吸することすら許されない無間地獄むげんじごくに支配される。』この文章がある事で、緊張感に水を差します。ちょっと長くなりますが、文章を組み替えてテンポ感を出してみます。『腰に差した名刀・手柄山氏繁を抜き放つ。「ずいぶんなことをしてくれたな――なあ、“東條”よ」 永倉新八。露西亜ロシア帝国を切り敗り大日本帝国を護った男。皇国の英雄。「とうじょう?」 アンナの瞳に狼狽の色が浮かぶ。「じゃあ、まさか、この男が……東條英機?」』と、こんな感じだとテンポがいいかと思います。『カラカラと声を出して』→『カラカラと声に出して』の方がいいかなぁ。『「逆に問いましょう。追えるとでも?」』この後の台詞に繋げるのなら『「ほう、追いますか?」』くらいにした方が小賢しくないでしょうか?『一品が放つ、魔性を感じ取ったアンナは』この読点はいりません。『その遠い昔日に微睡むように浮かされるアンナを切り裂くように』『ように』が連続しているので、文章を整理した方がいいです。
作者からの返信
「そんな彼はギョロり~〜」ピンと来ないのは致命的ですね改善してみます。「堕天〜〜」ついつい説明しすぎてしまいます。悪癖です。修正させていただきます。「超然とした〜〜」確かにそうですね。とはいえ、あまり名前を出しすぎるのもなと思う次第です。ここは推敲してみます。「同時に金属の塊が放たれる〜〜」それで合ってます。ですが、情景が不明瞭とのことなので見直してみます。「死んでしまう〜〜」完全に何気なくやっておりました。修正させていただきます。「時が止まった〜〜」なるほど、ちょっとグダグダしていますし、見直してみます。「逆に問いましょう〜〜」小賢しい感じにもしたいのですが、あまり小物っぽい感じにはしたくないんですよね。彼のセリフはちょっと保留とさせて下さい。「遠い昔日~〜」ここは「ように浮かされる」を削っても良いですね。講評校正ありがとうございました。それと大変申し訳ないのですが序幕と第二幕を思い切って大改稿することに致しました。展開自体はあまり変わりませんが、コメントから逸れた内容になるかもしれません。
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『その霧を何か、得体の知れない』要点は『霧を』の後の方がいいでしょう。文章の後半に『霧を』が再び表記されているので後の方は必要ありません。
『そんな疑問の末、やっと出た言葉。』これはない方がいいです。
『そんな彼はギョロり』『ギョロリ』ですね。
『そんな彼はギョロりと緋色の瞳を座り込むアンナへと落とした。』→『そんな彼は緋色の瞳を座り込むアンナへギョロリと落とした。』どちらにしろ、あまりピンとくる文章ではないので、一度見直した方がいいかもしれません。
『飛び起きて、しかし、踏み出すこと』いいのですが『飛び起きるも、踏み出すこと』の方がよくないですか?
『堕天。その言葉の意味を聖書から抜き取れば、天使の堕落を意味する。』そこまで説明しなくともいいと思いますよ。『堕天。それは、天使の堕落を意味する。』
『速度を以て、水平に薙ぎ払われた。』読点はいりません。
『まるで凍てついているよう。』→『まるで凍てついているように。』
『超然とした態度だった彼はここにきて』男二人の戦闘において『彼』の使い場所に気をつけましょう。どちらかわかりません。や、わかりますが、混乱します。この後にも出てきますが。
『そのままぐるりと体を捻り、甘粕は背後から斬りつける。』何を? となります。ここは省略しすぎ。
『現人神の膂力りょりょくを以って投げ飛ばす事で撃ち落とす。』ここも省略しすぎ。『金属の塊を撃ち落とす』または『それを撃ち落とす』です。
『同時に金属の塊が放たれる。~~個人で振える力ではなかった。』情景が不明瞭なのですが、悠雅の放った金属塊を甘粕が撃ち落として、それが爆発したみなたいな感じでいいのでしょうか?
『液体が零れ落ちる音。それでいて、粘性を帯びた重さのある音。』これは『ぼたり』に対する説明になっています? 説明ではなく描写の方がいいです。『粘性を帯びた液体が零れ落ちる。』
『死んでしまう。そう思い、アンナは踏み出そうとする。熱風の中に渦巻く、出鱈目に飛び交う殺気に思わず凍り付きそうになる足を彼女は強引に動かす。』『熱風の中に渦巻く』『出鱈目に飛び交う』同系統の修飾語を並べると、何を言っているのかわからなくなります。一つの文章として成立させてみてはどうでしょうか? 『熱風の中に渦巻きながらも出鱈目に飛び交う殺気に』みたいな感じで。
『瞬間、声が落ちてきた。』→『瞬間、声が落ちてくる。』
『老爺が文字通り落下する。』→『老爺が落下してくる。』『文字通り』どこの文字通りなのでしょうか? なくていいと思いますよ。
『時が止まったとさえ思えるほどの静寂が訪れ、呼吸することすら許されない無間地獄むげんじごくに支配される。』この文章がある事で、緊張感に水を差します。ちょっと長くなりますが、文章を組み替えてテンポ感を出してみます。
『腰に差した名刀・手柄山氏繁を抜き放つ。
「ずいぶんなことをしてくれたな――なあ、“東條”よ」
永倉新八。露西亜ロシア帝国を切り敗り大日本帝国を護った男。皇国の英雄。
「とうじょう?」
アンナの瞳に狼狽の色が浮かぶ。
「じゃあ、まさか、この男が……東條英機?」』と、こんな感じだとテンポがいいかと思います。
『カラカラと声を出して』→『カラカラと声に出して』の方がいいかなぁ。
『「逆に問いましょう。追えるとでも?」』この後の台詞に繋げるのなら『「ほう、追いますか?」』くらいにした方が小賢しくないでしょうか?
『一品が放つ、魔性を感じ取ったアンナは』この読点はいりません。
『その遠い昔日に微睡むように浮かされるアンナを切り裂くように』『ように』が連続しているので、文章を整理した方がいいです。
作者からの返信
「そんな彼はギョロり~〜」
ピンと来ないのは致命的ですね改善してみます。
「堕天〜〜」
ついつい説明しすぎてしまいます。悪癖です。修正させていただきます。
「超然とした〜〜」
確かにそうですね。とはいえ、あまり名前を出しすぎるのもなと思う次第です。
ここは推敲してみます。
「同時に金属の塊が放たれる〜〜」
それで合ってます。ですが、情景が不明瞭とのことなので見直してみます。
「死んでしまう〜〜」
完全に何気なくやっておりました。修正させていただきます。
「時が止まった〜〜」
なるほど、ちょっとグダグダしていますし、見直してみます。
「逆に問いましょう〜〜」
小賢しい感じにもしたいのですが、あまり小物っぽい感じにはしたくないんですよね。
彼のセリフはちょっと保留とさせて下さい。
「遠い昔日~〜」
ここは「ように浮かされる」を削っても良いですね。
講評校正ありがとうございました。
それと大変申し訳ないのですが序幕と第二幕を思い切って大改稿することに致しました。
展開自体はあまり変わりませんが、コメントから逸れた内容になるかもしれません。