‪もし映研サークルの部長が冲方作品金字塔『マルドゥック・スクランブル』を読んだら‬

渡馬桜丸

登場人物・舞台設定・梗概

【登場人物】

・私…芸術大学二年生。映画研究サークル所属。ルーン=バロット役に抜擢される。部長からの薦めで初めてマルドゥック・シリーズを読んで以来、フレッシュにぞっこん。


・部長…芸大四年。映研サークル部長。ワンマン。たまたま読んだ『マルドゥック・スクランブル』にハマり、自主制作映画を撮ることを部員に強要する。


・センパイ…芸大三年。映研サークル所属。「私」の憧れ。部長の彼女。実力派女優。男女どちらもイケるので、「私」を狙っている。


【舞台設定】

『マルドゥック・スクランブル』が出版されて十数年経つ現代日本。


【梗概】

「『マルドゥック・スクランブル』で映画を撮るぞ!」

そんな部長の一言で、一大事業は始まった。

初めは乗り気でなかった映研サークル部員たちだったが、原作にのめり込んだ結果、一丸となって臨むことに。部長や憧れのセンパイから主役に選ばれた「私」も、腹を決めて取り組むのだった。

数々の試練(多くが部内の人災)を乗り越え、撮影を進める部員たち。しかし時間という枷に阻まれ、完成にはほど遠い。部長は自ら会社を興し、つづきを撮ると提案する。荒唐無稽な提案だが、部員全員が賛同するのだった。そうして、俺たちの戦いはこれからだエンドで幕を閉じる。

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